AI面接サービスで採用課題を解決するPeopleXとピープルソフトウェアの提携

AI面接サービスで変革をもたらす協業

株式会社PeopleXが、ピープルソフトウェア株式会社と提携し、「PeopleX AI面接」という革新的な対話型AI面接サービスを展開することを発表しました。このサービスは、採用プロセスをAIを利用して効率化し、企業側と応募者双方にとっての利便性向上を目的としています。

協業の背景

ピープルソフトウェアは1982年に設立され、大手企業向けの受託ソフトウェア開発を手がけてきました。最近ではデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進する企業の支援を強化しており、新たな事業運営のスタイルと地域活性化を追求しています。これに対し、PeopleXは「地球上で働くすべての人への支援」をテーマに、一人一人が個性を発揮できる社会の実現を目指しています。

この協業により、ピープルソフトウェアは新卒・中途採用に「PeopleX AI面接」を導入し、応募者の面接が場所や時間に制約されなしに行えるようになります。このアプローチはUターンやIターン採用を促進し、企業ブランド価値の向上にも寄与するでしょう。

具体的なサービス内容

「PeopleX AI面接」は、候補者体験を重視した設計が施されています。自然な対話体験を実現することにより、応募者が安心して話を進められる環境を整備しています。また、対話中に生成AIを利用しているため、応募者の回答に応じた深掘り質問を行うことも可能です。これにより、企業は採用活動の精度を高めることができます。

面接結果は録画データや文字起こしで確認でき、評価レポートによって選考判断の指標を得ることができます。さらに、募集企業は必要な質問を150種類の中から設定でき、募集職種に応じた質問設計が可能です。

協業の期待と展望

この協業に対し、ピープルソフトウェアの代表取締役社長、横道彰氏は、AI面接と人とテクノロジーの融合が地域のDX推進に寄与することを期待しています。そして、顧客ニーズに柔軟に応えられる対話型AI面接の導入支援を進めると述べています。

一方、PeopleXの代表取締役CEO、橘大地氏は、最先端技術の活用が企業の成長につながるとの信念を持ち、共に協業することの意義を強調しました。今後、両社は岡山県を皮切りに全国の企業へのサービス展開を進める意向を示しています。