NapAntの登場
2024-10-15 11:16:48

筑波大学発スタートアップ、社内一括検索エンジン「NapAnt」を公開!

筑波大学発スタートアップ、社内一括検索エンジン「NapAnt」を公開!



株式会社Onikle(オニクル)が開発したエンタープライズサーチエンジン「NapAnt(ナップアント)」が、パブリックベータ版として一般に提供開始されました。このサービスは、社内に散在する情報を一元的に検索することができる画期的なツールです。特に、Microsoft365アプリとの連携が強化されており、TeamsやOutlookを通じて、ワンクリックで必要な情報を手に入れることが可能です。このようなシステムは国内で唯一となっており、企業にとって非常に貴重な存在です。

「NapAnt」によって、企業内部で使用されているさまざまなSaaSアプリケーション(例えば、Box、Google Workspace、Slack、Salesforceなど)や、クラウド上のデータを横断的に検索することができ、業務の効率化とデジタル・トランスフォーメーション(DX)を強力にサポートします。

NapAntの機能と特長



「NapAnt」の最大の特長は、複数の文書形式に対応し、必要な情報を漏れなく検索できる点です。Word、Excel、PowerPoint、さらにはPDFファイルまで、文書内の情報を全文検索する機能を備えています。これにより、従来の検索ツールでは見つからなかったドキュメントも簡単に探し出すことができます。加えて、TeamsのポストやOutlookのメールなど、さまざまな形式から同時に情報を抽出できる複合検索機能も実装されています。

さらに、独自の自然言語処理AIを搭載しており、大規模なナレッジグラフを活用することで、より関連性の高い情報を迅速にユーザーに提供します。部署ごとや個人ごとの特性に基づいて結果が調整され、利用すればするほど賢くなるAIアシスタントとして業務をサポートします。

社内情報を見つけ出すだけでなく、その情報をチャット形式で質問することにより、生成AIが最適な回答を自動生成する機能も魅力の一つです。この機能により、FAQを用意する手間が省け、より迅速な情報共有が実現します。

安全性とセキュリティ



「NapAnt」は2023年4月にISMS(ISO2800)を取得しており、顧客の秘匿情報を守るための堅牢なセキュリティ対策が講じられています。検索結果は、連携アプリで従業員ごとに設定された権限に基づき表示されるため、安心して利用することができ、管理コストも抑えられます。

社内課題の解決



「NapAnt」は企業が抱える様々な社内課題を解消するために設計されています。たとえば、担当者の退職により必要なドキュメントが見つからない、社内のナレッジを十分に活用できていない、急ぎの質問に対する返事が遅いといった問題に対しても、高速かつ的確な情報検索を提供することで大きく改善されます。

また、カスタマーサポート業務においても、必要な情報に即座にアクセスできるようになり、顧客の満足度を向上させる一助となるでしょう。

トライアルキャンペーンの開催



「NapAnt」は現在、有償のトライアルキャンペーンを3ヶ月から提供しています。興味のある企業は、公式ウェブサイトにて資料請求や問い合わせができます。

会社概要



株式会社Onikleは、2019年8月に設立され、筑波大学のエンジニア集団が中心となって新たなビジネスを展開しています。科学分野での多様な経験を生かし、社内情報検索の課題解決に特化した「NapAnt」を開発しました。

この新しいエンタープライズサーチエンジンは、これからの企業の業務を大きく変える可能性を秘めています。期待される“NapAnt”が、今後どのように成長し、広がっていくのか、要注目です。


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会社情報

会社名
株式会社Onikle
住所
茨城県つくば市東新井13−2関友ウエストビル403
電話番号
080-4083-5612

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