横浜信用金庫が地域企業の生産性向上へ向けた新たな試み
2025年6月26日、横浜信用金庫(神奈川県横浜市中区)は、地域のお客さまに向けてのデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目的とした『DX体験会』を開催しました。この取り組みは、リコージャパン株式会社やNKシステム株式会社と連携し、地域の中小企業がデジタル技術を活用しやすくするための重要なステップとなりました。
開催概要
今回のDX体験会は、神奈川県綾瀬市の商工会館大講堂で行われ、参加企業数は25社にのぼりました。特に近隣の工業団地から多くの企業が集まっており、展示ブースは13か所設置され、参加者は活気にあふれた様子でした。
イベントの雰囲気
入場した参加者は、まず3Dプリンターのデモンストレーションを観覧し、その後、興味のあるテーマのブースへ自由に移動。会場内は「ものづくり」「工場実機」「業務効率」の三つのテーマに色分けされており、各企業のニーズに応じた情報を提供しました。特に、動画マニュアルの展示には参加者から具体的なサンプル依頼の声が上がり、 DX技術の導入に対する関心が高まっている様子が伺えました。
さらに、参加企業が打ち合わせする際には、さがみ野支店の職員が同席し、実際の現場感を体験できる機会を増やしました。このようなサポートにより、自社での業務効率化に向けた具体的なアイデアが引き出されたようです。
参加企業の反応
参加者からは「非常に充実した内容で、今後の業務に役立つ情報が得られた」との声が多く寄せられ、今回の体験会が教育的な意義を持ったことが伺えます。このようなイベントは、単なる展示会にとどまらず、企業同士のネットワーク構築にも寄与しているという点が評価されています。
今後の展望
今回のDX体験会は、製造業に特化した内容でしたが、今後はさまざまな業種や地域での開催を検討しています。横浜信用金庫は、地域のビジネス課題に真剣に向き合い、持続可能な成長に資する支援を続けていく方針です。生産性向上を目指す中小企業の皆様にとって、有益なサポートを提供してまいります。
最後に
今後も横浜信用金庫は地域企業の経営課題に真摯に向き合い、DXに取り組むことで企業の成長を支援し続けます。地域経済の発展を共に目指しましょう。