新たな映像制作の未来を築くBONSAI STUDIO
2024年3月5日、茨城県つくば市に新しい映像プロダクション「BONSAI STUDIO」が設立されました。代表取締役には、博士課程在学中の山本健太氏と映像ディレクターの鈴木一平氏が就任し、テックスタートアップ向けの映像制作やAIによる映像支援ソフトウェアの開発に取り組みます。
設立の背景
近年、MidjourneyやChatGPTに代表されるAI技術の発展により、ビジュアルコンテンツの生成が格段に容易になりました。この技術革新を受けて、BONSAI STUDIOは、研究者と映像制作者双方の視点から新たな映像制作手法を開発し、実践していくことを目指しています。具体的には、最先端の技術や構想を映像作品として具現化することにより、より高品質な映像制作を可能にします。
事業内容
BONSAI STUDIOは、以下の二つの事業を柱にしています。
1. テックスタートアップ向け映像制作・配信
映像制作のプロセスを大幅に効率化し、高品質な映像を提供することが主な目的です。テックスタートアップを中心とした顧客に対して、以下のような映像を制作します:
- - 製品やサービス紹介映像
- - 研究内容やプロジェクト紹介映像
- - 企業紹介映像
- - イベントの記録映像
- - 展示会や制作物のアーカイブ映像
- - オンラインイベントの映像配信
具体的な制作実績は
こちらのリンクからご覧いただけます。
2. 映像関連技術の研究・開発
BONSAI STUDIOは、HCI(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション)分野での専門知識を生かしながら、映像制作のためのソフトウェアやハードウェアの研究開発も行っています。特に、「映像制作におけるAIとの共創の実現」というプロジェクトが2023年度の未踏アドバンスト事業に採択され、AI技術を駆使した映像制作の新たな手法の確立に取り組んでいます。また、この研究プロジェクトの詳細は独立行政法人情報処理推進機構のウェブサイトでも公開されています。
メンバー紹介
山本健太さん
1996年生まれで、千葉県出身。筑波大学大学院で人間総合科学について研究し、数多くの賞を受賞しています。映像制作のプロとして、特にライティングや映像全般に関する深入りした研究を行ってきました。
鈴木一平さん
同じく1996年生まれで愛知県出身の鈴木さんは、映像ディレクターとしての経歴を重ね、多岐にわたる映像制作を手掛けています。彼は情報学やコンピュータサイエンスに関しての広範な知識を生かし、先進的な技術を取り入れた映像製作に強みを持っています。
会社の概要
- - 社名: BONSAI STUDIO 株式会社
- - 本社所在地: 茨城県つくば市吾妻2丁目5-1 つくば市産業振興センター
- - 設立年月日: 2024年3月5日
- - 事業内容: 映像の企画・制作、コンピュータ技術の研究開発、映像配信サービスなど
BONSAI STUDIOは、これからの映像制作の可能性を広げ、技術革新を推進していく存在として注目されています。多様なプロジェクトや新技術の導入を通じて、未来の映像文化を変革していくでしょう。