「honto」とは?
近年、電子書籍市場は急速に成長しており、さまざまな読書スタイルが登場しています。そんな中、ハイブリッド型総合書店の「honto」は、リアル書店と電子書籍を組み合わせた新しい形のサービスを提供しています。2012年にスタートした「honto」は、読者が「読みたい本を、読みたい時に、読みたい形で」届けてくれる独自のポイントサービスを展開し、すでに会員数は883万人を突破しています。
ブックツリーの魅力
その「honto」がこの度、特別企画「ブックツリー」を発表。この企画では、専門家が厳選した数千冊の本が、利用者の関心や興味に基づいて紹介されます。そのため、普段は選ばないような本との出会いがあるのが最大の魅力です。「ブックツリー」では、季節ごとや視聴環境に合わせた新たなテーマが提案され、読者の心に響く書籍が展開されます。これにより、誰もが楽しめる読書体験が提供されています。
LIVE BOARDとのコラボレーション
今回、「honto」は株式会社LIVE BOARDとコラボレーションし、全国67ヵ所の屋外スクリーンで「ブックツリー」の中から厳選された書籍を紹介する動画を放映。北海道から東京、さらには福岡まで、幅広い地域でサイネージコンテンツが展開されます。配信期間は2024年12月16日からスタートし、観衆に向けてランダムな内容でお届けされます。
この取り組みは、視覚的に訴えることで本の魅力を引き出すだけでなく、読者の興味を引くための新たな広告手法として注目されています。視聴者は、何気なく通り過ぎる場所で本の世界を覗き込むチャンスがあります。
どんな本が紹介されるのか?
具体的には、ブックツリーからピックアップされた3冊の本が各テーマごとに紹介されます。例えば、夏にぴったりなビーチリーディングや、冬の夜に楽しむミステリー小説など、シーズンやシチュエーションに応じて選ばれた本が視聴者の前に現れるのです。これにより、屋外広告を通じて新たな読書の楽しみ方が広がります。
今後の展望
LIVE BOARDには、全国に64,500面を超える広告面が設置されており、今後も他社との連携を強化しながらデジタルOOH広告の運用を続けていく予定です。特に、インプレッション(VAC)の基準を元にした新たな情報提供が求められる中で、データドリブンのアプローチも進化していくことでしょう。これにより、読書を楽しむ人々にとって欠かせない情報源となることが期待されています。
この新しい試みは、ただの広告にとどまらず、読者と書籍との新たな出会いを促進し、デジタル時代だからこその新しい読書体験を提供するものです。日々の生活の中で、ふと目にした看板が思わぬ本との出会いを促すかもしれません。新たな書籍との出会いを楽しむために、「honto」や「ブックツリー」をぜひ活用してみてください。