Ruten Incの新たな挑戦
2023-12-18 09:00:01

侵襲型BMIを推進するRuten Incがプレシードラウンドで資金を調達、未来の医療を切り開く!

Ruten Incが描く新しい医療の未来



医療技術の発展に寄与する新興企業、Ruten Incがプレシードラウンドでの資金調達を完了しました。この資金をもとに、同社は侵襲型Brain-Machine Interface(BMI)の研究開発を進めていく方針です。BMI技術は、脳と機械を直接結びつけ、神経信号を解読し、失われた身体機能の再建を目指すものです。これにより、障害を受けた患者に新たな希望をもたらすことが期待されています。

今回調達した資金は、さまざまな病気や事故によって失われた身体機能を再建するための侵襲型BMIの研究開発に投資されます。また、日本国内の大学や医薬品開発機関と協力し、システムの性能や安全性を試験するための実験を計画しています。今後の2年間をかけて臨床データを収集し、病院内での短期的な臨床試験に向けた準備を進める予定です。

さらに、Rutenは日本のイノベーションを世界に広げるための拠点、「Japan Innovation Campus」のコワーキングメンバーに選ばれました。これにより、現地の産業界や学界、行政機関との連携を強化し、米国での資金調達や事業展開を効率的に進めることが可能になります。Rutenはこのプラットフォームを活用し、世界の医療市場でも競争力のある存在となることでしょう。

CEO・髙橋和貴のビジョン


Rutenの共同創業者でありCEOの髙橋和貴氏は、侵襲的なBMI技術を駆使して、現在のニューロテクノロジーでは対応しきれない様々な症状で苦しむ患者を支援することが団体の主要な目標であると語ります。「私たちは社会経済的なニーズに基づいて研究課題を設定し、その解決に向けた技術を開発します。小型かつ低侵襲なデバイスの実現に向けて全力を尽くします」と決意を表明しました。これにより、多くの医療ニーズに応える新しいシステムを提供し、患者の生活の質を向上させることを目指しています。

資金調達の背景と期待


ANRIのアソシエイトである榊原和洋氏は、Rutenの持つ革新技術の可能性を高く評価しています。「この技術は、人類に新しい可能性を切り開くものです。Rutenの高いニューロサイエンスの知見や、未解決の医療ニーズに向き合う真摯な姿勢に感銘を受けています。これからの成長が非常に楽しみです」と述べ、多くの期待を寄せています。

Ruten Incの未来


Rutenの目標は、侵襲型BMI技術を応用して、疾病や障害によって失われた機能を再建することです。現状では、この技術の恩恵に預かれる患者は限られており、Rutenはその技術をより多くの人々に届ける必要があると訴えています。今後、どのようにして侵襲型BMIが医療の現場に定着していくのか、注目が集まります。

会社概要


  • - 会社名: Ruten Inc
  • - 本社所在地: 2108 N ST, Ste 5044, Sacramento, CA 95816
  • - 代表取締役: 髙橋 和貴
  • - 事業内容: 侵襲型BMI機器の研究開発、販売
  • - 設立日: 2023年7月24日
  • - ホームページ: Ruten公式サイト
  • - お問い合わせ先: [email protected]

会社情報

会社名
Ruten Inc
住所
2108 N ST, Ste 5044, Sacramento, CA 95816
電話番号

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