高槻市での無声映画イベント「活弁キネマ」
令和7年2月24日、高槻城公園芸術文化劇場にて、特別イベント「100年前の映画の世界 活弁キネマ」が開催されます。このイベントでは、無声映画を活動写真弁士の大森くみこさんの語りと、ピアノの生演奏で楽しむことができます。
今回のプログラムには、大正12年に上映されたアクション・コメディ「ロイドの要心無用」と、昭和7年に公開された小津安二郎監督による風刺的な喜劇「大人の見る絵本 生れてはみたけれど」が含まれており、往年の名作が大森さんの巧みな解説と共にスクリーンに再現されます。
活動写真弁士・大森くみこさんの活躍
大森くみこさんは、平成24年から関西を拠点に活動写真弁士としてのキャリアを積んでいます。彼女は音声のない無声映画に独自のセリフやト書きを付けて、映画内容を観客に分かりやすく解説することで、多くのファンを魅了してきました。コメディからシリアスな作品まで幅広いジャンルを扱い、特に関西弁を駆使した親しみやすいトークが子どもたちにも人気です。
これまでにも数多くの無声映画上映会に出演しており、その功績が認められて、第11回近畿コミュニティ放送賞 情報・教養番組部門最優秀賞や、第36回放送文化基金賞 ラジオ番組内ラジオ番組賞など、数々の賞を受賞しています。
イベント詳細
本イベントは、午前11時からの部と午後2時からの部、二回で行われます。開場はそれぞれ30分前となっており、全席自由としていますので、早めのご来場をお勧めします。
- - 開催日時: 令和7年2月24日(月曜日・休日)
- 1回目: 11時開演(10時30分開場)
- 2回目: 14時開演(13時30分開場)
- - 開催場所: 高槻城公園芸術文化劇場南館サンユレックホール
- - 料金:
- 一般: 1500円
- 中学生以下: 500円
- 通し券: 2500円
- 高槻文化友の会会員: 無料(いずれか1回)
※すべて自由席
高槻城公園芸術文化劇場南館まで、阪急「高槻市」駅から徒歩約8分、JR「高槻」駅から徒歩約13分です。公共交通機関をご利用の上、ご来場ください。
参加方法と問い合わせ
参加を希望される方は、事前の予約などは不要ですが、定員があるため早めに会場にお越しいただくことをお勧めいたします。また、お問い合わせは高槻城公園芸術文化劇場(電話:072-671-9999、10時から17時まで)までお気軽にどうぞ。月曜日は休館日となっておりますのでご注意ください。
この機会に、100年前の映画の世界を体験し、大森くみこさんの魅力的な語りに触れる貴重なひとときをお楽しみください。