熱中症対策キャンペーン
2026-05-07 09:34:40
厚生労働省が実施する熱中症対策のためのキャンペーンについて
厚生労働省が推進する「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」
厚生労働省は、2026年5月から9月の期間を設定し、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を展開します。このキャンペーンは、職場での熱中症発生を抑制し、労働者の安全を守ることを目的としています。
熱中症の現状についてのデータ
令和7年のデータによると、熱中症による休業4日以上の死傷者数は1,681人に上り、このうち15人が死亡しています。全体の死傷者数は前年比で約4割増加しており、特に建設業や製造業において多くの死傷者が報告されています。建設業は278人、製造業では337人が熱中症の影響を受けていることが明らかとなっており、これらの業種における対策が急務となっています。また、死亡者数に関しては建設業が最も多く、次いで警備業が続いています。
熱中症対策の重要性
熱中症は重篤化することで命に関わる危険があるため、その予防策を適切に講じることが求められます。調査の結果、熱中症の重篤化防止のための報告体制が整備されていないケースや、予防のための教育が不足している事例が多く見受けられています。また、糖尿病や高血圧等、熱中症リスクに影響を及ぼす疾患を持つ労働者への配慮が不十分であることも問題とされています。
キャンペーンの内容
このキャンペーン期間中、厚生労働省は全ての職場に対して「職場における熱中症防止のためのガイドライン」に基づく熱中症対策を広く呼びかけます。具体的には以下の重点対策が提案されています:
1. 湿球黒球温度(WBGT値)の把握: 環境に応じた適切な熱中症予防対策を実施すること。
2. 早期発見体制の整備: 熱中症の重篤化防止のための手順を整備し、関係者に周知させること。
3. 疾病を有する労働者への配慮: 医師の意見を踏まえて、必要な配慮を行うこと。
キャンペーンの期間と主催団体
「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」は、令和8年5月1日から9月30日までの期間中に実施されます。特に、4月は準備期間、7月は重点取組期間として設けられています。このキャンペーンは、厚生労働省を中心に、複数の労働災害防止団体や関連機関から協賛を得て運営されます。
さらに、温暖化が進む現代において、職場の安全衛生管理が今後の重大な課題であることは言うまでもありません。今回のキャンペーンを通じて、労働者が安心して働ける環境作りが促進されることが期待されます。
また、具体的な最新情報やガイドラインは、厚生労働省の公式ポータルサイト「職場における熱中症予防情報」でもご覧いただけます。持続可能な労働環境を目指すため、企業や事業者はこのキャンペーンに積極的に参加し、熱中症予防に取り組む姿勢が求められています。
会社情報
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厚生労働省委託事業 令和8年度 職場における熱中症予防対策の周知事業、受託者:株式会社労働調査会
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