岡山県総社市が「おいくら」と連携し不要品リユース事業を開始

岡山県総社市と「おいくら」の新たな取り組み

岡山県総社市は2025年2月26日、株式会社マーケットエンタープライズと共同で、地域のリユース事業に関する協定を結び、新たな取り組みを開始しました。このプロジェクトは、地域社会が抱える課題の解決を目的としており、「おいくら」と呼ばれるリユースプラットフォームを活用します。

リユースプラットフォーム「おいくら」とは

「おいくら」は、ハイテクノロジーを駆使したリユースプラットフォームで、不要品を売却したい人が簡単に査定を依頼でき、全国のリユースショップに一括で査定依頼を行うことが可能です。このシステムは非常に使い勝手が良く、多くの利用者に支持されています。実際に、すでに約130万人以上がこのサービスを利用しています。

総社市の背景と現状

総社市は過去に「生活用品交換銀行」と呼ばれるリユース支援の取り組みを行ってきましたが、粗大ごみとして処理される不要品の中には再利用可能なものが多く含まれていることが判明しました。市は、この現状を理解し、リユースに関する啓蒙活動が必要であると考えていました。

取り組みの意義

今回の連携により、総社市の廃棄物削減と循環型社会形成が進むことが期待されます。「おいくら」を利用すれば、自宅から不要品を運び出す手間が省け、さらに冷蔵庫や洗濯機といったリサイクル法対象の家電製品も買取の可能性が生まれます。このように、必要なサポートを受けながら、市民は自宅で気軽に不要品をリユースすることができるのです。