Allbirdsの挑戦
2020-04-20 15:45:45
ファッションブランド『Allbirds』がカーボンフットプリントを全製品に表示!
新たな挑戦を始めた『Allbirds』
ファッションブランド『Allbirds(オールバーズ)』が、全製品にカーボンフットプリント(CO2e)を表示する取り組みを発表しました。このプロジェクトは2020年4月15日から順次スタートし、サステイナビリティの普及を目指しています。これは、製品を通じて地球環境に対する意識を高め、消費者がより持続可能な選択をできるよう促すための重要なステップです。
カーボンフットプリントへの取り組み
地球は急激な気候変動に直面していますが、『Allbirds』はその責任を果たすためにサステイナブルなモノづくりを根幹に掲げています。2016年にサンフランシスコで誕生したこのブランドは、環境問題に真剣に向き合ってきました。現在、彼らは6か国で店舗を展開し、多くの顧客に支持されています。履き心地の良さだけでなく、サステイナビリティへの共感がその成長の背景にあると考えています。
しかし、一般的にはカーボンフットプリントに対する意識はまだ低いのが現状です。例えば、レジ袋の有料化が進みエコ意識は高まっていますが、多くの製品の製造過程で排出される温室効果ガスにはあまり注目されていません。それを変えるのが『Allbirds』の新たな試みです。
カーボンフットプリントを可視化する
食品に表示されたカロリーが日常的にチェックされているように、『Allbirds』はファッションアイテムにもカーボンフットプリントを表示することを決定しました。これによって、消費者が商品の環境影響を知ることができるようになり、意識改革を促すことが狙いです。顧客は自らの選択が地球環境に与える影響を理解し、より良い選択ができるようになるのです。
独自の評価ツールを開発
『Allbirds』では、この取り組みを実現するために、専門家と協力して独自のライフサイクルアセスメントツールを開発しました。これにより、素材調達から製造、洗濯、廃棄に至るまでの各プロセスでどれだけのカーボンフットプリントが排出されているのかを詳しく測定しています。また、他の日用品との比較表も公開し、消費者が自身のライフスタイルと環境負荷を見比べることができるよう配慮されています。
例えば、『Allbirds』のシューズは平均で7.6kgのCO2eを排出しますが、これはスマホの充電967回分や、ガソリン車で30km走行することに相当します。これを知ることで、消費者は自身の選択がどのような影響を持つのかを感じることができるのです。
サステイナブルな未来を目指す
冬に雪が降らず、夏には異常な暑さが続くなど、気候変動は私たちの生活に深刻な影響を及ぼしています。『Allbirds』は、ショッピングモールでファッションアイテムのカーボンフットプリントを比較できる日が来ることを目指しています。サステイナブルなスタイルを提案し、ライフスタイルで環境改善を促すことが、彼らの使命です。
会社情報
- 会社名
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株式会社ゴールドウイン
- 住所
- 東京都中央区室町4-3-9
- 電話番号
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0800-080-4054