神戸市のIoT見守り
2019-08-09 11:40:01
神戸市で進化するIoT見守りサービスの実証実験がスタート
神戸市で進行中のIoT見守りサービス
株式会社Momoが、神戸市内でのIoT見守りサービスの実証実験を始めることが発表されました。このサービスは、警備やビルメンテナンスを手掛ける三木美研舎とのコラボレーションによって実現されたもので、秋頃には他の企業への提供を予定しています。
IoT潮位センサによる見守り
この実証実験では、Momoが神戸市内に設置する2カ所のIoT潮位センサを用いて見守りを行います。IoTは「モノのインターネット」として様々なデバイスがインターネットにつながり、それらのデータを活用することで新たなサービスが生まれています。特に、潮位センサは水位の変動を監視するために重要であり、自然災害やその他の環境問題に対応するための強力なツールです。
24時間365日の死活監視
見守りサービスは、APIを使用した死活監視と駆けつけサービスから成り立っています。Momoが提供するAPIサーバーに、潮位センサから定期的に電池残量、位置情報、センサの状態などが送信され、これらの情報を元にセンサが正常に機能しているかを確認します。
異常が認められた場合には、Momoのスタッフが24時間以内に現地へ駆けつけ、その状況を確認します。こうした迅速な対応によって、万が一の事態に対しても迅速に対処することが可能になります。
料金体系について
このサービスは手頃な価格でも提供されることが特徴です。一度の駆けつけサービスは約4000円程度、そして月額の使用料金は1機器あたり約400円に設定される予定です。この料金設定により、多くの企業や団体がこの見守りサービスを導入しやすくなることが期待されています。
Momoの未来に向けた展望
Momoは、この実証実験を通じて得たデータやフィードバックを基にサービスを進化させ、今後はより多くの企業や地域への展開を目指しています。IoT技術の進化と普及が進む中で、見守りサービスはただの安心材料だけでなく、生活やビジネスにおける新たな価値を創出するものと期待されています。
このようにして、神戸市から始まるMomoのIoT見守りサービスは、地域の安全や安心に寄与する新たな試みとして注目されています。今後の展開に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社Momo
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-14大島ビル33号
- 電話番号
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