言語聴覚士の法律講座、オンライン開催の意義
概要
2024年12月14日、言語聴覚士(ST)向けに特化したオンライン講座が開催されます。この講座では、著作権や個人情報保護に関する法律的側面を深く掘り下げ、STたちが知識を得るための機会を提供します。近年、STの中でも開業やフリーランスとしての活動が増えている中、法律についての理解がますます重要になっています。
開催の背景
従来、言語聴覚士は医療機関や教育機関にとどまることが多かったですが、最近のトレンドとして個人開業やフリーランスのスタイルが増えています。これにともない、個人情報や著作権に対する法律の理解が求められています。
医療機関では厳重な情報管理が義務づけられている一方、個人で開業する場合は管理に対する意識が低いケースも見受けられます。たとえば、SNSで著作権のある書籍の一部を無断で紹介するなど、知らず知らずのうちに法律違反に触れることがあります。この講座では、ST自身が法律違反を避けるために必要な知識を学ぶことができます。
講座内容
このオンライン講座では、著作権や個人情報保護、及びその関連法律について専門家による講義が行われます。具体的には、以下のトピックがカバーされます:
- - 著作権および個人情報保護に関するSTの役割
- - 法律に基づいた業務の流れ
- - 臨床業務や事務作業における注意点
- - オンライン配信時の著作権と個人情報問題
- - SNSなどを通じた広報活動の留意点
参加対象
この講座は、特にフリーランスや開業を目指すST、あるいはオンラインで言語療法を提供したいと考えているSTにとって貴重な情報源となります。また、講座を通じて同業者とのネットワーキングの機会も期待できるでしょう。
講師の紹介
講師として登場するのは、弁護士の山下陽平氏です。名古屋大学法学部を卒業し、南山大学法科大学院を修了後、愛知県弁護士会に所属し、消費者委員会などで活躍されています。
申し込み方法
参加を希望される方は、下記のリンクからお申し込みが可能です。
申し込みURL
まとめ
言語聴覚士が個人での開業やオンラインでの活動を行う上で、法律の知識を持つことは非常に重要です。この講座を通じて、しっかりとした知識を得ることで、自身のキャリアをより良いものにする第一歩を踏み出しましょう。
この講座だけでなく、言語聴覚士全般の活動を支援する多くの取り組みがあることも記憶に留めておきたいですね。