鬼在月にあたる特別展の開催
2026年2月1日から4月5日まで、小豆島の二十四の瞳映画村にて「妖怪画大賞作品展」が開催されます。これは、小豆島観光キャンペーン「鬼のリゾート小豆島」を記念した特別な展示です。興味深いのは、このイベントが「鬼在月」という出雲の「神在月」にインスパイアを受けたもので、小豆島ならではのユニークなコンセプトを持っていることです。
妖怪美術館と現代の妖怪アート
小豆島に位置する妖怪美術館は、妖怪画家・柳生忠平氏が館長を務めており、900点以上の妖怪アートを収蔵しています。年々新たに創作される現代の妖怪が注目を集めており、ここではその魅力を体験できます。特に、妖怪画大賞というコンテストが2025年に始まったことで、327点もの作品が集まるなど、さまざまなクリエイターの個性が光る場となっています。
展示される作品は、妖怪画のコンテスト入賞作品を中心にしており、約50点を厳選して特別展示される予定です。すべて30cm四方のサイズで構成され、モザイク状に配置された作品群が一体感を生み出し、圧巻のビジュアルを楽しむことができます。
作品の魅力と背景
妖怪画の楽しさは、単にその美しさや色彩の鮮やかさに留まりません。作品が生まれた背景や物語を探ることで、より深い理解が得られます。現代のアーティストたちが描くオリジナルの妖怪は、時には社会のひずみや世相を反映しており、観覧者に新しい視点を提供してくれることでしょう。特に、館長である柳生忠平氏の作品も展示されることから、彼の独自の視点を体験することができます。
観光キャンペーン「鬼のリゾート小豆島」
小豆島では、毎年期間限定で観光キャンペーン「鬼のリゾート小豆島」が行われます。特に2月は観光客が減少するため、「鬼在月」を盛り上げるための特別な企画が用意されています。「鬼に豆なげるべからず」というユーモアのある合言葉の元、鬼や妖怪を主役にした様々なフォトスポットやイベントが設置されます。
主な実施内容としては、キャンペーンののぼり旗の設置や、「鬼に豆なげるべからず」ステッカーの掲出、妖怪等身パネルや鬼の顔出しパネルの設置、さらには「お事汁」のふるまいがあります。この「お事汁」は無病息災を願う日本の民俗行事に基づいた体験型コンテンツです。
2月22日には「YOKAI EXPO 2026」が開催され、妖怪文化に関心のある人々が集まるイベントも予定されています。ここでは妖怪をテーマにした様々なパフォーマンスやワークショップが行われ、小豆島の魅力あるグルメも楽しめます。
結論
「妖怪画大賞作品展」は単なるアートの展示に留まらず、小豆島の文化や伝統を反映した特別な体験を提供します。妖怪美術館の豊かなコレクションとともに、妖怪とニッポンの新たな可能性を感じてみてはいかがでしょうか。