ソニーネットワークコミュニケーションズ、『PULSEZ』で体操・ダンスレッスンを進化させる
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、2021年から提供しているスポーツICTソリューションサービスを、体操・ダンスレッスンへと拡大することを発表しました。新サービス『PULSEZ(パルセズ)』は、2025年春から順次提供開始予定です。
これまで、水泳レッスン向けに展開されてきた同社の「スマートスイミングレッスン」は、全国240以上の施設に導入され、高い評価を得ています。映像を活用したアクティブラーニングにより、生徒は自身の課題を発見し、主体的に練習に取り組むことができます。また、大人数レッスンと個別指導の両立を支援することで、指導者の負担軽減にも貢献しています。
この実績と、水泳以外の種目への要望の高まりを受け、体操・ダンスレッスン向けに『PULSEZ』が開発されました。
『PULSEZ』の特長
『PULSEZ』は、以下の特長を備えています。
アクティブラーニングの実現: レッスン中の映像をタブレットで確認することで、生徒は自身の動きを客観的に評価し、「できた!」という成功体験を積み重ねることができます。この体験は、生徒の学習意欲を高め、主体的な学習を促進します。
充実した映像コンテンツ: お手本動画や生徒個別のレッスン動画などを活用することで、コーチはより効果的な指導を行うことができます。動画コンテンツはコーチ間やスクール間で共有可能で、指導方法の多様化や安全管理の強化にもつながります。
デジタル管理による効率化: 生徒の出欠管理や進級記録などをデジタル化することで、コーチの事務作業の負担を軽減します。これにより、コーチは生徒一人ひとりに丁寧に指導できる時間が増え、質の高い個別指導を実現します。
保護者との連携強化: 生徒のレッスン結果や成長過程を保護者と共有することで、スクールと保護者の間のコミュニケーションを強化します。複数種目の受講状況も一つのアプリで管理できるため、保護者にとって利便性も向上します。
『PULSEZ』の名称に込められた想い
『PULSEZ』という名称は、「鼓動」を意味する「PULSE」と、複数形を表す「Z」を組み合わせたものです。体を動かすことで生まれる鼓動、スポーツを通じた感動、そして会員、保護者、コーチ、スクールの仲間たちとの繋がりを表現しています。
スポーツスクールの未来を拓くICTソリューション
『PULSEZ』は、単なるICTツールではなく、スポーツスクールの体験価値向上に貢献するソリューションです。ソニーの技術力を活かし、一人ひとりに最適化された指導を実現することで、生徒の成長をサポートし、保護者とスクールの信頼関係を構築します。体操・ダンスの指導者にとっても、業務効率化と指導の質向上に繋がる革新的なサービスとなるでしょう。水泳、体操、ダンスと、複数のレッスン体験をテクノロジーで繋ぎ、スポーツスクールの新たな可能性を切り開く『PULSEZ』の今後の展開に注目です。