大阪大学発の新技術が生んだ話題のインタラクティブ玩具
大阪大学から生まれたベンチャー企業、株式会社ヒューステックが新たな玩具「SHAKE SYNC(TM)」を販売開始しました。この光るブロック型インタラクティブトイは、子供たちが直感的に遊べるようにデザインされています。振ったり、近づけたりする動作で、光の色を変化させることができるため、単純ながらも奥深い体験を提供します。
癒されるゆらぎテクノロジーの導入
「SHAKE SYNC(TM)」は、大阪大学産業科学研究所が開発した特許技術「癒されるゆらぎテクノロジー」を搭載しています。この技術は、人にやさしい振動によって、リラックスした時間を提供することを目的としています。特に今後は、発達障がいを持つ人々が自分のペースで活動できる場を提供し、生活の質を向上させるための研究も計画されています。このような意図を持つ玩具は、ただの遊び道具にとどまらず、療育の一環としても注目されています。
新しい形の知育玩具
「SHAKE SYNC(TM)」は、三角形と四角形が組み合わさったひし型の形状を持ち、それぞれのブロックは異なる光の色や点滅パターンを持っています。これにより、子供たちはブロックを自由に組み合わせて様々な形を創造しながら、遊びを通じて創造性を育むことができます。
この玩具は赤外線通信機能も搭載しており、複数のブロックが近づくことで、それぞれの点滅間隔や色が同期します。こうしたインタラクティブな要素は、子どもたちの興味を引くだけでなく、協調性やコミュニケーション能力を育む効果も期待されています。
充実した機能とデザイン
さらに、ブロックにはフルカラーLEDが内蔵されており、色の発光は呼吸のように変化します。手のひらサイズで持ち運びやすいことから、室内外を問わず様々な場面で活用できる玩具になっています。これにより、遊び心を刺激しながら、自然に自己表現や想像力を養うことができます。
ヒューステックの背景
株式会社ヒューステックは、大阪大学の神吉准教授や兵庫県立大学の堀田准教授が2021年2月に設立した企業です。多様な技術を活かした製品開発を行い、社会に貢献することを目指しています。「SHAKE SYNC(TM)」の開発には博報堂も関与しており、商品化に向けた工夫がなされています。
今後、展示会に出展することで広く認知を得る予定とのこと。一般販売は2023年10月以降を見込んでいます。子供たちの遊びを通して、心を癒す「SHAKE SYNC(TM)」の登場が、家庭や教育現場にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。
商品情報
- - 発売元:株式会社ヒューステック
- - 販売価格:オープン価格
- - セット内容:SHAKE SYNC(TM)8個 + 充電器1体
大阪応援の企業としても、今後の展開が楽しみなヒューステックの新作に、ぜひ注目してみてください。