第103回全国高校サッカー選手権大会と救命処置体験イベント
全国高等学校サッカー選手権大会が千葉県で開催される中、特別なイベントとして救命処置体験が実施されます。11月9日(土)には、フクダ電子アリーナ前広場において、サッカー競技前にスポーツにおける救命措置の重要性を学ぶ機会が提供されます。このイベントは、競技者や指導者、サポーターが災害時に冷静に行動できるために必要な技能を身につけることを目的としています。
サッカーはワールドワイドに人気のあるスポーツですが、運動中に心停止となる危険性は高まります。なんと、サッカー中の心停止リスクは通常時の17倍。これを受けて、心停止から生還するためには迅速な胸骨圧迫やAED(自動体外式除細動器)の使用が不可欠です。イベント参加者には、実際に訓練用機器を使って胸骨圧迫やAEDの使い方を体験することができます。
イベント詳細
- - 開催日時: 2023年11月9日(土) 午前9時30分~13時(試合開始)
- - 場所: フクダ電子アリーナオシムモニュメント付近前広場
- - 主催: 千葉県医療整備課
- - 事業実施者: NPOちば救命・AED普及研究会
- - 協力: (公社)千葉県サッカー協会医学委員会
- - 参加費: 無料
当日は、北関東や関東地域から多くの高校サッカー部が集まることもあり、熱気ある雰囲気で行われる決勝戦を前に、救命処置の大切さを学ぶことが出来る貴重な機会となります。さらに、体験していただいた方には、先着でノベルティをプレゼント。これは記念品としても嬉しいですね。
この取り組みは、千葉県が2023年度のAED・心肺蘇生法普及啓発事業の一環として行うものです。急な心停止に遭遇された時に、如何に迅速に対処できるかがその後の命を守る重要なポイントになるため、少しでも多くのサッカー関係者に参加していただきたい内容となっています。
サッカーを愛する皆さんが、試合の合間に立ち寄って、必要な知識と技術を学べる機会をお見逃しなく!これからのサッカーのためにも、心に留めておきましょう。