防災意識の課題
2025-08-08 15:04:24

防災意識の課題を浮き彫りにする明光義塾の調査結果

防災意識の実態:明光義塾の調査結果に迫る



株式会社明光ネットワークジャパンが実施した「子どもがいる家庭の防災に関する実態調査」の結果が発表されました。この調査は、小学1年生から高校3年生の子どもを持つ保護者1,100名を対象に行われました。この結果は、近年の自然災害の増加に伴う防災意識の重要性を再確認させるものとなっています。

調査の背景


毎年9月1日は防災の日として、国民の防災意識が高まる機会とされています。しかし、2024年には能登半島地震が懸念されるなど、自然災害が多発する中で家庭での備えが求められています。特に子どもがいる家庭では、彼らの特性に応じた準備が不可欠です。そこで明光義塾は、防災の日に合わせてこの実態調査を行いました。

調査結果の概要


調査から明らかになったのは、災害時に子どもへ適切な指示をする自信がないと感じている保護者が61%以上という衝撃的な数字です。これは「自信がない」という回答が42%、「どちらかというと自信がない」が19%を占めるという結果でした。

加えて、44.5%の保護者が災害用伝言ダイヤル(171)を知らないと回答したことも、災害時の重要な対策が十分に理解されていないことを示しています。また、自宅周辺の災害リスクをハザードマップで確認した家庭は70.3%に上った一方で、家庭の防災にかける費用は半数以上が1万円未満と、実践的な準備が十分ではないことが伺えます。

安否確認の現状


安否確認の方法については、53.2%の家庭が事前に話し合いや共有を行っていないという結果が出ており、家庭内での防災意識に差があることが浮き彫りになりました。このような状況では、いざというときに必要な指示ができない可能性が高まります。

保護者の意見と子どもの防災意識


保護者の約4割が子どもたちの防災意識が低いと感じているとのことです。さらに、56.3%の保護者が、子どもが適切な避難行動をとれるかどうかに不安を持っていることも重要なポイントです。このように、子どもを守るための知識や経験が不足しているため、家庭での防災教育や訓練の必要性が高まっています。

学校の防災教育について


学校での防災教育の評価も様々で、「十分」と感じている保護者は28.1%に留まり、教育の質について疑問を持つ声も少なくありません。学校の防災教育をもっと充実させる必要がある可能性が示唆されています。

まとめと今後のアクション


今回の調査結果は、地域社会や家庭での防災意識の向上のための大きな参考となるでしょう。明光義塾では、今後も防災・防火訓練を実施し、地域の人々に安全な環境を提供できるよう努めていくことを誓っております。私たち一人一人が、子どもたちの未来を見守る責任を持ち、日々の備えを怠らないように心がけることが重要です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
株式会社明光ネットワークジャパン
住所
東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル 29F/30F
電話番号
03-5860-2111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。