スポーツ界における生理問題に迫る
一般社団法人スポーツを止めるなが展開する「1252プロジェクト」が、女性アスリートたちが直面する生理の問題に焦点を当てたYouTube対談コンテンツ「Talk up 1252」の新エピソードを公開しました。この対談では、元女子サッカー日本代表の
岩渕真奈さんや元女子レスリング選手の
登坂絵莉さんと「1252プロジェクト」のリーダーである
伊藤華英が、アスリートならではの視点から生理の影響について語ります。
「生理とスポーツの教育」
「1252プロジェクト」は、女子学生アスリートに向けて生理とスポーツに関する教育を提供することを目的とした組織です。特に、女子アスリートが直面する生理に伴う身体的、精神的な悩みや課題を理解し、対話を促進する場を設けています。これまでにも様々なエピソードを配信しており、今回の#13「競技によって違うアスリートと生理の話」と#14「アスリートの無月経と婦人科の話」では、特に生理がアスリートに与える影響について深堀りされています。
現役アスリートからのメッセージ
公開された対談では、岩渕さんと登坂さんがそれぞれの競技経験をもとに、生理との向き合い方や心と身体の変化について語り合います。特に印象的なのは、現役学生アスリートたちに送るメッセージです。生理に対する理解を得て、自分の身体の声を大切にすることが、スポーツにおいてより良いパフォーマンスにつながることを強調しています。この貴重な情報は、今まさに競技に打ち込む学生アスリートや指導者にとって非常に重要な内容となっています。
1252プロジェクトの取り組みについて
このプロジェクトでは、定期的に生理に関する情報を発信し、女子アスリートを指導する人々への
『1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定』も実施しています。この検定は、女子アスリートに特化した医療や運動、栄養に関する知識を広めることを目的としており、指導者や保護者、アスリート本人の参加が推奨されます。
特に大切なポイントは、女子アスリートにとって月経が競技生活に影響を及ぼすため、正しい知識を持ち、相談できる体制が必要だということです。このような取り組みが進むことで、今後のアスリートたちの心身の健康が支えられていくことが期待されます。
まとめ
生理に関する議論は、スポーツ界においてまだあまり浸透していないテーマですが、「Talk up 1252」を通じてアスリートたちが自らの経験を分かち合うことで、理解が深まることを願っています。これからもアスリートたちが互いに支え合い、より良い環境で競技に専念できるよう、私たちも応援していきます。ぜひ、YouTubeでの対談をチェックしてみてください!