Kenvueが設立した『お口から健康委員会』
2024年11月7日、Kenvueが発表した『お口から健康委員会』が、注目を集めています。これは、口腔ケアを通じて全身の健康を促進し、啓発活動を行うことを目的にした取り組みです。特に、いい歯の日である11月8日に先駆けての発足となります。Kenvueは、世界50ヶ国以上で愛されている薬用マウスウオッシュ「リステリン®」を製造・販売する企業で、日々の口腔ケアが全身の健康に与える影響についての認識を高める活動に着手しました。
プロジェクトの背景
近年の研究で、口腔の健康が全身の健康と密接に関連していることが明らかになっています。それにも関わらず、歯周病の認知度は高い一方で、罹患率は改善されていない現実があります。実際、2人に1人が歯周病に罹っているというデータも存在しながら、症状に気付かない人が多いことが分かっています。そのため、Kenvueはこの問題を解決するべく『お口から健康委員会』を設立し、口腔ケアが生活の質向上に寄与できることを広めていく決意を示しました。
コンセプトと活動内容
『お口から健康委員会』は「いきるちから、おくちから。」をテーマに掲げ、口腔内の悪玉菌を減少させるための意識を高めることに取り組みます。委員会では、タレントの藤本美貴さんがアンバサダーとして就任し、口腔ケアの重要性を広めていく役割を担います。
この委員会の活動には、企業や学校と連携した「ぶくぶく部」の結成が含まれています。この部活動を通じて、毎日のマウスウオッシュの習慣化を促進し、セミナーや啓発用の資料提供を行います。また、株式会社mil-kinとの協力により、口内の菌を観察できるイベントやセミナーも開催予定です。
さらに、楽天モバイルとの共同企画として、「楽天シニア」プログラムにも参画し、高齢者向けの健康セミナーや情報発信を行います。これらの取り組みを通じて、口腔ケアの重要性を認識してもらい、さらに全身健康をサポートする環境づくりを目指します。
まとめ
Kenvueの『お口から健康委員会』は、口腔ケアの重要性を徹底的に啓発し、生活者が健康的な毎日を送る手助けをすることを目指しています。タレントの藤本美貴さんをアンバサダーに迎え、さまざまな団体と協力しながら活動を進めていくこの取り組みが、より多くの人々に口腔ケアの価値を伝えることを期待しています。これからの活動に注目が集まることでしょう。