不動産クラウドファンディング・オブ・ザ・イヤー2024大賞発表
2024年12月12日、京都市に本社を構える株式会社レプスが運営するポータルサイト「ファインディングファンド」は、不動産クラウドファンディング・オブ・ザ・イヤー2024の結果を発表しました。
今回、大賞に輝いたのは「ミラッツ市川宮久保保育園/CREAL」です。その魅力や評価の理由、また他の特別賞受賞ファンドについても詳しく見ていきましょう。
大賞受賞ファンドの評価
「ミラッツ市川宮久保保育園/CREAL」は、透明性と情報開示の充実が審査員から高い評価を得ました。具体的には、以下のポイントが挙げられます。
- - 透明性の高い情報開示:物件に関する情報、運営者の経歴、開発リスクへの対策が明確に示されています。
- - 特殊なアセットでも魅力的な出口戦略:保育園というニッチな市場でありながら、出口戦略が描きやすく、投資機会に対する期待感が持たれています。
- - 運用期間の長さ:募集金額が大きく、運用期間が18ヶ月と比較的長いため、投資家にとって安心感があります。
特別賞受賞ファンドの紹介
大賞の他に、特別賞として「安定性・透明性賞」と「社会貢献性賞」が授与されました。以下に受賞ファンドを紹介します。
安定性・透明性賞
エードMYバンク12号/エードMYバンク
このファンドは、土地に対する投資であり、交通利便性の高い立地にあるコンビニストアへの投資となっています。シンプルなスキームと徹底した情報開示が特徴で、年利回りは5.2%、運用期間は24ヶ月と安定した期待が持てます。
社会貢献性賞
犬・猫共生型グループホーム「わおん久喜」/利回りくん
このファンドは、犬猫殺処分ゼロや障がい者支援など、社会的な課題に取り組むプロジェクトです。利回りは5%とされており、企業の社会貢献への努力が評価されています。
社会貢献性賞(再投資可能ファンド)
【再投資可能・利回り8.26%】サ高住ゴールドエイジエフ/GOLD CROWD
介護施設への投資を通じて、日本のインフラを支える意義の高いプロダクトです。利回りは8.26%で、再投資の可能性もあり安定した収益が期待できます。
ユーザーからの声
「ファインディングファンド」では、2023年12月1日から2024年11月30日の間に寄せられたクチコミを集計し、支持を得たファンドを元にユーザーズベストも発表されました。テストの期間中に寄せられた学生が特に支持したファンドが選出されました。これにより、実際の投資家の意見を反映した授賞式となっています。
まとめ
不動産クラウドファンディングが注目を集める中で、2024年の大賞や特別賞に選ばれたファンドは、透明性や社会貢献性、投資の安定性を兼ね備えています。今後の発展が期待できるこれらのファンドは、投資家に新たな機会を提供しています。
ぜひ公式サイト「ファインディングファンド」を訪れて、さらなる情報を得てみてはいかがでしょうか。