鼓童とノーヴァの魅力
2019-11-14 16:15:55

鼓童とロベール・ルパージュによる新しい視聴体感芸術「ノーヴァ」とは?

太鼓とテクノロジーが紡ぐ新たな芸術作品



2020年5月23日、東京建物 Brillia HALLにて、太鼓芸能集団「鼓童」と世界的演出家ロベール・ルパージュのコラボレーションによる新作舞台「鼓童×ロベール・ルパージュ〈NOVA〉」が世界初演の幕を開けます。この作品は、日本の伝統文化と最先端ビジュアルテクノロジーが融合し、新たな視聴体感芸術の形を提供します。

鼓童の歴史と文化的背景



1981年のベルリン芸術祭にてデビューを果たした鼓童は、以来50ヵ国以上で6500回を超える公演を行ってきた太鼓の専門集団です。その演奏は国内外で高く評価され、特にラグビーワールドカップや国立競技場のオープニングイベントなどの大規模な公演にも出演し、日本の伝統音楽の魅力を広めてきました。鼓童は常に既存の枠にとらわれず、古き良き日本文化を現代へと再創造する使命感を持っています。

ロベール・ルパージュの独自の視点



ロベール・ルパージュは、演劇におけるテクノロジーの先駆者として知られ、古典的な舞台演出の概念を根本から揺るがす革新的な演出家です。彼がこれまで手掛けた作品は、演劇だけでなくオペラやサーカスなど多様なジャンルに広がり、様々なアーティストとのコラボレーションを通じて、常に新しい挑戦を続けています。鼓童とのプロジェクトもその一環であり、彼の視点を通じて日本の伝統が新しい形で表現されることが期待されています。

ノーヴァの新技術



「鼓童×ロベール・ルパージュ〈NOVA〉」では、音楽と映像が織りなす新しい形の表現が試みられています。「音を見る」こと、つまり実際の音や振動を可視化するサイマティクスという技術が使用され、打楽器の生のリズムにテクノロジーがリアルタイムで反応します。これにより、観客は音楽と映像が一体となった新感覚のパフォーマンスを体験できるのです。ロベール・ルパージュのクリエイティブな視点と鼓童の伝統的なサウンドが組み合わさり、今まで見たことも経験したことのない世界を創り上げることを目指しています。

公演スケジュールと公演地



初演の後、この「ノーヴァ」は全国各地で巡演し、熊本、新潟、山形、神奈川、愛知、大阪といった地域を巡ります。興味深いことに、「ノーヴァ」はラテン語で「新しい」という意味を持ち、まさに新たな芸術体験を求める観客にふさわしいタイトルです。各地での公演が待ち遠しい限りです。

感動のストーリーを共に感じる



このプロジェクトは、音楽とテクノロジーの融合を通じて希望や夢といった目には見えないものを具現化し、人間本来の根源的なものを表現することを意図しています。観客はただ観るだけでなく、鼓童とルパージュが紡ぐ物語に感情を寄せ、共感し、響き合うことができるでしょう。

「鼓童×ロベール・ルパージュ〈NOVA〉」は、目に見えないものの大切さを思い起こさせ、現代における新たな体験を提供してくれることでしょう。全てのアート愛好者にとって、ぜひとも見逃せない作品となります。どのような新しい発見が待っているのか、期待が膨らみます。

会社情報

会社名
鼓童 NEW BEAT VISION PROJECT PR事務局
住所
新潟県佐渡市小木金田新田148-1 鼓童村
電話番号
0259-86-3630

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。