新エネルギー発電
2024-12-24 14:04:21

三重県松阪市で「パワーエイド三重シン・バイオマス」が試運転開始

「パワーエイド三重シン・バイオマス®松阪発電所」試運転調整の開始



三重県松阪市での新たなエネルギープラント「パワーエイド三重シン・バイオマス®松阪発電所」が、2024年12月16日より試運転調整に入ることが発表されました。この発電所は、環境に優しい脱炭素電源の開発を目指したものであり、多くの期待が寄せられています。

シン・バイオマス®の革新



「シン・バイオマス®」とは、従来の木質系燃料に加え、製造業から出る生産副産物、さらに廃棄物をハイブリッド燃料として利用する新しい発想です。具体的には、廃棄されたきのこの培地や飲料の茶滓、コーヒー粕、さらには廃プラスチックやゴム製品といった非化石燃料をブレンドして活用します。

この構想に基づき、ホクト株式会社の三重きのこセンターからの生産副産物を燃料とし、年間約2万7千トンを使用。これにより、1647万kWhのグリーン電力を生成し、ホクトの三重きのこセンターに対してオフサイトPPAを通じて、100%脱炭素の電源を提供することを目指しています。

地域貢献と持続可能性



この事業は、日本政府が推進する2050年までのカーボンニュートラル実現に向けた重要なステップとなります。FIT制度に頼らず、地元の経済を重視し地域に根差した小規模分散電源の形成を図る試みです。このような取り組みは、地域社会に利益をもたらし、持続可能なエネルギーを供給する基盤となるでしょう。

今後のスケジュール



試運転の開始後、以下のスケジュールで進行します。
  • - 2025年1月6日:系統連系開始
  • - 1月24日:火入れ式実施
  • - 1月30日:負荷運転調整開始
  • - 2月10日:発送電開始
  • - 3月15日:完成検査
  • - 3月16日:竣工・本運転開始

この進捗は、地域の雇用や経済にもポジティブな影響を与えると考えられています。特に、地域密着型の事業運営であるため、地元の産業も活性化し、持続可能な未来に向けた新たな道が開かれるのです。

終わりに



「パワーエイド三重シン・バイオマス」プロジェクトは、地域の環境保護と経済の両立を目指しています。今後の動きに注目しつつ、地域経済の発展と温暖化対策に寄与する新しいエネルギー源として期待が高まります。さらなる詳細については、バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社までお問い合わせください。

パワーエイドグループの公式サイト

【お問合わせ先】
バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社 経営管理部
中原恵
TEL:0598-67-2561
MAIL:[email protected]
【関連動画もぜひご覧ください】
シン・バイオマス®紹介動画


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会社情報

会社名
バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社
住所
三重県松阪市小片野町1790番地1
電話番号
0598-67-2561

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