ハピタス13周年調査から見えた世代間ポイ活ギャップ
580万人以上のユーザーを抱えるポイントモール「ハピタス」は、2025年11月2日でサービス開始から13周年を迎えます。この節目を祝して実施された大規模な調査では、特に「Z世代」と「オトナ世代」のポイ活スタイルに注目し、それぞれの違いを明らかにしました。
調査の背景と目的
近年、物価の上昇や家計の節約意識が高まる中で、『ポイ活』が多くの人々の生活に浸透しています。本調査では、デジタルネイティブで特徴的な消費文化を持つZ世代(13〜29歳)と、ライフイベントが多様化するオトナ世代(30歳以上)を取り上げ、各世代がどのようにポイント活動を行っているか具体的なデータを収集しました。
調査から判明した結果の要点
1. 世代別ポイ活スタイルの顕在化
調査開始以降13年目を迎えたハピタスですが、どうやらユーザー内にも世代別の明確な違いが生じています。Z世代は主に「クレジットカード」や「銀行」などの金融系サービスを重視し、効率よくポイントを貯める傾向が見られるのに対し、オトナ世代は日常消費の関連ジャンルに基づいていることが確認されました。特に、オトナ世代は「総合ネット通販」や「レディースファッション」など、日々の買い物で利用することが多いようです。
2. ポイントの交換先の違い
Z世代とオトナ世代では、ポイントの交換先についても明確な分岐が存在します。Z世代は趣味やエンタメに使いやすい「ギフト券」を45.98%が選択し、オトナ世代は「現金」43.75%、電子マネー32.55%を選ぶ結果となりました。これにより、各世代のポイ活における実利の捉え方の違いが浮き彫りになりました。
3. 年間購入金額のレンジ
Z世代は「1万〜5万円」に多く集まっているのに対し、オトナ世代は「10万円〜30万円」と「100万〜500万円」レンジに幅があることが分かりました。このことから、両世代の経済状況やライフスタイルの違いも伺えます。
4. ポイ活の目的
ポイ活の動機は、両世代ともに「日々の生活費・固定費の節約」と「お得感や達成感」が上位を占めています。しかし、Z世代はこれを趣味や自己投資の手段,オトナ世代は家計の安定を重視する実務的な方法と捉えていることが分かりました。
まとめ
ハピタスにおけるこの13年間を経て、世代間でのポイ活スタイルの進化が明らかになりました。Z世代はエンタメや自己投資を重視する一方、オトナ世代は家計の安定に目を向けています。今後もハピタスは、こうした多様なニーズに応えるサービスを提供し、各世代がより豊かで充実した生活を送れるようサポートを続けていく所存です。