十夜フェス2023
2017-10-10 19:56:12

京都市でアートと仏教の融合を体験する十夜フェス2023

京都市内で開催される十夜フェス2023



京都市で行われる「十夜フェス」は、仏教文化をベースにしたアートフェスティバルとして、今年で3年目を迎えます。このイベントは、仏教の伝統的な式典である十夜法要を中心に、学生や僧侶が共同で創り上げる新たな試みです。本来、十夜法要は10日間にわたり行われるものですが、最近では短縮されることが多く、実施しないお寺も増加しています。こうした中、仏教離れが進む若年層に向けて、もっと気軽に仏教を体験する場を提供したいという思いから、このフェスは発足しました。

テーマ別のメインイベント


今年の十夜フェスは、3つのメイン会場で、それぞれ異なるテーマで行われます。以下に各会場の開催内容を紹介します。

龍岸寺: 音楽と仏教の融合


開催期間: 11/10(金)〜11/12(日)
メインイベント「CLUBSILKROAD」では、本堂がクラブ空間に変貌。異なる宗派や音楽ジャンルのアーティストが集まり、浄土系アイドル「てらぱるむす」が導くエキサイティングな音楽体験を提供します。音楽と仏教が交差するこの特異な夜は、見逃せない内容です。

宝蔵寺: AIと仏教の相撲


開催期間: 11/17(金)〜11/19(日)
「STARBOZU」では、仏教と人工知能の関係を探求するワークショップを通じて、住職とAIのコンセプトを考えることができる体験を提供します。ロボットが人々の悩みに応じられる未来を、仏教の視点から考察する新感覚の試みです。

金剛寺: ファッションと仏教の饗宴


開催期間: 11/17(金)〜11/19(日)
「Kyoto Temple Collection」では、ファッションショーを開催。仏教の「六道輪廻」をテーマにした衣装と映像が融合し、若手クリエイターたちの作品が舞台上で輝きます。さらに、京都のシューズメーカーとのコラボレーションも注目です。

十夜フェスの魅力


このフェスティバルは、伝統的な仏教行事と現代アートの融合を図り、さまざまな感性が交錯する場となります。現代人に馴染みのない仏教を、遊び心を持って体験することで、新たな発見があることでしょう。

開催情報


開催期間: 11/10(金)~11/19(日)
参加費: 各寺によって異なり、500円〜3000円
主催: 龍岸寺、宝蔵寺、金剛寺、(株)jiji
運営: 十夜フェス実行委員会、Art Network Feast
協賛: 公益財団法人仏教伝道協会、MTRL KYOTO

公式ウェブサイトやSNSで最新情報をチェックして、興味深いプログラムにぜひ参加してみてください。仏教を新しい視点で楽しむ絶好の機会です。

会社情報

会社名
株式会社jiji
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-21-11
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。