子どもの感覚統合を助ける運動遊びの特集｜PriPriパレット

子どもの感覚統合を助ける運動遊びの特集

2025年6月30日（月）に発売される『PriPriパレット8・9月号』では、子どもたちの感覚統合を助けるための「感覚統合あそび」を特集します。特に、不器用さや落ち着きのなさが目立つ子どもたちに向けて、全身を使った粗大運動を通じて様々な感覚情報を脳がうまく処理できるようになる方法を紹介します。

感覚統合の重要性

感覚統合とは、周囲から得られるさまざまな感覚情報を、脳が適切に処理して行動に移す能力のことを指します。この能力が未熟であると、行動が落ち着かず、不器用さが目立つことが多くなります。『PriPriパレット8・9月号』では、こうした感覚統合を育むために重要な粗大運動遊びの数々を提案。走る、くぐる、跳ぶといった動きが、子どもたちの成長にどのように寄与するのか、具体的なあそびのアイデアをご紹介します。

チック症への理解を深める

特集のもう一つの柱は「チック症」に関する内容です。無意識に体の動きや声が出るチック症の子どもたちには、どのように接すればよいのか、小児神経学の専門医が解説します。チック症に苦しむ子どもたちが、前向きに日常生活を送れるようにするための関わり方や、支援のポイントを具体的に紹介します。また、実際に経験している当事者のインタビューも掲載し、彼らの声に耳を傾ける内容となっています。

個別の指導計画の文例集

さらに、本号では特別な配慮が必要な子どもたちへの個別の指導計画に関する文例集もご用意。一般的な指導計画とは異なり、配慮が必要な子どもたちの特性を考慮した計画が必要です。語彙力を養うための115の文例に触れることで、保育者たちもより具体的に計画を立てることができるでしょう。

『PriPriパレット』について

『PriPriパレット』は、発達障害や様々な困難を抱える子どもたちに特化した保育専門誌です。障害理解や視覚支援、保護者支援といった多様な発達支援のテーマを、イラストや写真満載でわかりやすく解説します。保育の現場で働く人々だけでなく、児童発達支援に関わる保護者にも幅広く支持されています。毎号特別付録として、絵カードや遊び教材、指導計画文例などが付いてくるのも魅力的です。