プリンセス・クルーズが、ワイン専門誌「ワイン・スペクテーター」による2025年の「アワード・オブ・エクセレンス」で全16隻の客船が受賞したというニュースが発表されました。これは、料理との美しい調和を重視した優れたワインリストと、高品質なダイニング体験が評価された結果です。今回の受賞は、同クルーズ会社にとって2度目の栄誉となります。
受賞結果を見ると、全15のメイン・ダイニングと、サン・プリンセスのサンクチュアリ・レストランがも果たした重要な役割が明らかです。同業他社を超える受賞数を記録したこの結果は、プリンセス・クルーズのワインと食文化への commitment を証明していると言えるでしょう。
「アワード・オブ・エクセレンス」は、ワイン業界で権威ある「ワイン・スペクテーター」が毎年主催しているもので、世界中のレストランを対象に、優れたワインセレクションと料理を兼ね備えた場所を選出しています。今年は世界中で2,000以上のレストランが選ばれましたが、プリンセス・クルーズは唯一、保有する全ての客船がこの名誉を受けることができました。
プリンセス・クルーズのフード&ビバレッジ部門の副社長であるサミ・コーエンは、「プリンセス・クルーズでは、厳選されたワインリストを用意し、特別なダイニング体験を提供することに全力を尽くしています。多様なワイン体験と寄港地の文化を融合したダイニングが評価されたことを大変光栄に思います」と述べています。これは、クルーズ船の食の楽しさが、ただの旅行の一環ではなく、深い体験の一部である可能性を示唆しています。
ワインプログラムでは、フランス、イタリア、アルゼンチン、ニュージーランドといった主要なワイン生産国からセレクトされた250種類以上のワインが提供されています。さらに、バイオダイナミック、オーガニック、ヴィーガン、サステナブルなワインも取り揃え、特に女性ワインメーカーの作品を集めた特別なリストも用意しています。このような多様な選択肢は、ワイン愛好家だけでなく、気軽に楽しみたい方々まで幅広く対応できるように工夫されています。
また、「ラブ・ライン・プレミアム・リカーズ」では、著名なセレブリティが手がけた特別なワインやスピリッツが選ばれています。その中には、タラジ・P・ヘンソン氏のセブン・ドーターズ・モスカートや、ジェイソン・アルディーン氏のメロローサ・ソーヴィニヨン・ブランなどがあります。このようなラインナップは、他では味わえない特別な飲み物を提供することを目的としています。
ワイン・スペクテーター誌に掲載される2025年8月号や、そのウェブサイトでは、受賞レストランの詳細情報を確認できるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
さらに、プリンセス・クルーズの背景を紹介すると、同社は米国のドラマ「ラブ・ボート」にちなんで名付けられたブランドであり、象徴的なクルーズ会社として多くの旅行者に知られています。彼らは、お客様のニーズに合わせた高品質なサービスを提供し、数百万人の旅行者を夢のバケーションへと導いています。
アメニティとしては、豪華な客室、世界クラスのダイニング、多彩なエンターテイメントが提供されており、訪れる場所によって異なる体験が用意されています。カリブ海、アラスカ、南アメリカ、オーストラリアなど、様々なデスティネーションを旅行するクルーズが用意されています。大手トラベル誌コンデナスト・トラベラーによって、「メガ客船部門第1位」に選ばれた「サン・プリンセス」は、2025年秋に姉妹船の「スター・プリンセス」の就航を控えており、さらなる期待が寄せられています。プリンセス・クルーズは、カーニバル・コーポレーションの傘下にあり、今後の展開にも注目です。