不動産投資家の自己資本比率は男女で異なる?年齢や物件種別との関係も調査!
株式会社ドリームプランニングが実施した、不動産投資家の自己資本比率に関するアンケート調査の結果が明らかになりました。266名の投資家から回答を得た本調査では、男女別、年齢別、物件種別、さらには性格まで分析し、興味深い傾向が浮かび上がりました。
男女共通!自己資本比率100%がトップ
調査結果によると、男女ともに「自己資本比率100%(無借金経営)」が最も多く、次いで「40%(借入6割)」という結果に。これは、不動産投資のリスクを少しでも抑えたいという意識に加え、自己資本の1.5倍までであれば借入して投資に挑戦するという投資家が多いことを示唆しています。
一方で、リスクの高い20%や0%(フルローン)は、男女ともに避ける傾向が見られました。
年齢別では?60代以上は自己資本比率100%が圧倒的
年齢別に見てみると、全世代共通で「自己資本比率100%」がトップに。特に60代以上の高齢層では、約7割が自己資本比率100%で不動産投資を行っていることがわかりました。これは、年齢を重ねるにつれて経済基盤が安定し、安定志向が強くなる傾向があるためと考えられます。
一方、30代以下の若年層では自己資本比率40%以下が多数を占めており、資金調達の難しさを感じている現状がうかがえます。
物件種別でみる自己資本比率
自己資本比率100%の投資家では、「1棟アパート」や「戸建賃貸」といった規模の大きな物件への投資が目立ちました。一方、自己資本比率0%の投資家では、「ワンルーム区分マンション」が圧倒的に多く、フルローンで購入できる物件への投資が多いことがわかります。
自己資本比率と性格の関係
自己資本比率100%と0%の投資家に共通して多かった性格は「温厚篤実」。これは、不動産投資という長期的な視点を持つ投資家には、穏やかで誠実な方が多いのかもしれません。
興味深いことに、自己資本比率100%の投資家は「優柔不断」「慎重細心」といった特徴も見られ、一方、自己資本比率0%の投資家は「謹厳実直」「慎重細心」「質素倹約」といった特徴が見られました。自己資本比率が高いほど状況に応じて柔軟に対応する傾向がある一方、自己資本比率が低いほど、一度決めたことを貫き通す頑固な面があるのかもしれません。
まとめ
今回のアンケート調査では、不動産投資家の自己資本比率に関する様々な傾向が明らかになりました。自己資本比率は、年齢、性別、物件種別、さらには性格とも密接な関係があることがわかります。今後、より詳細な調査を行い、不動産投資における自己資本比率の重要性について、より深い知見を得ていきたいと考えています。
https://uruhome.net/capital-adequacy-ratio/
【参考】
- - URUHOME(ウルホーム): https://uruhome.net/
- - 株式会社ドリームプランニング: https://dream-plan.com/