ハンファジャパンが20万棟達成
2025年8月末、ハンファジャパン株式会社は住宅用太陽光パネルの累計販売棟数が20万棟を突破したと発表しました。これは、同社が2011年に太陽光発電市場に本格参入して以来、着実な成長を遂げた証と言えるでしょう。
会社の代表取締役である張 熙載氏は、「先進的な技術と安定した供給体制をもって、国内のシェアを拡大してきた」と述べています。2017年には外資系太陽光パネルメーカーとして初めて、国内出荷シェアNo.1を達成。さらに、2023年と2024年には新築住宅市場でも連続してシェアNo.1を獲得し、これらの成果が今回の20万棟達成に繋がりました。
次なるステップ
今後の展開として、ハンファジャパンは新商品「Re.RISE-NBCシリーズ」を含む高性能な製品群を通して、多様化する住宅市場のニーズに応え、さらなる成長を目指します。また、住宅メーカーや工務店との強固なパートナーシップを深め、再生可能エネルギーの普及に努める方針です。
幅広い事業展開
ハンファジャパンは、太陽光発電の提供にとどまらず、電源開発や電力小売、蓄電池を使ったエネルギーマネジメント商品の開発まで、事業領域を広げています。このような取り組みにより、日本のカーボンニュートラル実現に向けた全体的なアプローチを進めていくとしています。
CSR活動への参加
さらに、同社はSDGsパートナーシップ制度である「グリーンアライアンス」を通じて、CSR活動を強化しています。この制度は再生可能エネルギーや住宅関連企業との連携を基に、地域への貢献や多様な社会課題に取り組むものです。企業としての社会的責任を果たすべく、日本のエネルギーに対する未来を切り開く決意を新たにした形です。
ハンファジャパンの企業概要
1984年に設立されたハンファジャパンは、最大手企業の一つである韓国のハンファの日本法人です。グリーンエネルギー関連の事業を手掛け、多岐にわたる産業への輸出入業務を展開しています。ハンファは、化学品、鉄鋼、自動車部品などを扱っており、日本市場でも勢力を強めています。
まとめ
環境問題への関心が高まる中、ハンファジャパンの20万棟達成は大きな意義を持つでしょう。同社の取り組みは、ただの販売実績にとどまらず、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとも言えます。これからの発展から目が離せません。