岩手パイオニア牧場が全農肉牛品評会で優秀賞を獲得!
2025年7月4日に東京都の東京食肉市場で開催された第27回全農肉牛枝肉共励会で、岩手パイオニア牧場が出品したいわて牛(前沢牛)が優秀賞を受賞しました。この名誉ある賞は、和牛牝の部門において獲得され、業界内外から注目を集めています。
岩手パイオニア牧場は小川グループに属し、長年にわたり和牛の生産・販売に取り組んできた企業です。特に、岩手と宮城に自社の牧場を持ち、自社生産の和牛を用いた高品質な肉の提供を行っています。さらに、豊富な経験を持つ職人が舌で選び抜いた良質な和牛を東京食肉市場から仕入れ、飲食業界への供給を行っています。
今回の共励会には18県から340頭が出品され、その中で特に目を引く者として、岩手パイオニア牧場の牛が選ばれました。受賞した牛の格付はA5、最高基準のBMSはNo.12、枝肉の重さは513kgで、小川畜産興業によって1キロ当たり4,016円で落札されました。この受賞は、同社の取り組みの成果であり、食肉業界の発展にも寄与する出来事となりました。
岩手パイオニア牧場の代表取締役社長である花岡茂雄氏は、受賞に際して感謝の意を表し、地域の畜産基盤の維持と発展にも積極的に取り組む考えを示しました。「いきいきと働ける職場作りや地域資源の守りに力を入れています。これからもより美味しい牛を消費者に提供し、畜産業が若い世代にとって魅力的な職業であり続けるよう努めていきます。」と述べています。
小川グループ全体としても、今年で創業85年を迎えたこの会社は、肉の卸売だけでなく、フードサービス、レストラン事業など、様々なビジネスを展開中です。また、最近では海外への輸出も視野に入れた新たな挑戦に取り組んでいます。
未来の畜産業には期待が寄せられています。特に若手社員の育成や働きやすい環境作りは、業界全体の活性化に貢献するでしょう。岩手パイオニア牧場の今後の成長と、さらに美味しい和牛の提供に期待が高まります。
この受賞を機に、岩手パイオニア牧場の名はさらに広がり、多くの人に美味しい肉が届けられることでしょう。そして、地域の人々が誇りを持って活動できる環境が構築されていくことを願っています。