JTOWERが三井ショッピングパークで通信環境を一新
株式会社JTOWERは、千葉県船橋市に位置する「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館Ⅰ期」にて、インフラシェアリングを活用した通信環境整備を行いました。この取り組みは、全国でも注目される大規模なショッピングエリアにおいて、通信の質を向上させ、顧客体験をさらに豊かにする目的があります。
新たなフードゾーンと開業日
北館Ⅰ期エリアは、2025年10月31日に開業予定で、2階建てから3階建てにスケールアップし、フードコートやレストランを含む総計96店舗を提供します。特に、38店舗からなる大型フードゾーンは国内一を誇り、合計2,500席の総席数を実現しています。これにより、訪れる客は多様な選択肢の中から食事を楽しむことができます。
新しく設置されるブリッジ「LaLa arena TOKYO-BAY」によって、北館と他のエリアとの回遊性も向上しており、スポーツやエンターテインメントを融合した街づくりが期待されています。
インフラシェアリングのメリット
JTOWERは複数の携帯キャリアの通信設備を統合した屋内インフラシェアリング・ソリューションを導入しました。この手法の特徴として、省スペース、省電力化に加え、工事に要する資材や工数の削減が挙げられます。これにより、環境にも配慮された効率的なネットワークの構築が可能になります。
さらに、通信環境の改善は、顧客にとっても大きな価値をもたらし、より快適なショッピング体験を提供します。JTOWERは2014年よりこのサービスを開始して以来、商業施設やオフィスビル、病院、行政施設、物流施設など、さまざまな施設に導入を進めてきました。
技術力と実績
JTOWERは2020年に5G対応の共用装置の開発を完了し、導入を本格化しています。これまでに導入済み物件数は739件に達しており、その実績は国内一の規模を誇ります。今後もインフラシェアリングのパイオニアとして、通信分野における専門知識や技術を活かし、デジタル化の社会に貢献していく方針です。
まとめ
三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館の新しい通信環境は、JTOWERの最先端技術を駆使したインフラシェアリングによって支えられています。顧客体験向上だけでなく、持続可能な社会づくりにも寄与する新たな挑戦は、今後のショッピング施設や都市空間の在り方に大きな影響を与えることでしょう。新たな楽しさと利便性を兼ね備えたららぽーとで、ぜひその実力を体感してみてください。