ポーラががん共生を応援する新たな取り組みを発表

ポーラが「がん共生」をテーマにした活動を強化

株式会社ポーラは、がんとともに生きる方々を応援する「フレンドリーアクション（がん共生）」活動を強化することを発表しました。この活動は、特に2025年10月に予定している「ピンクリボン月間」に合わせたもので、がん罹患者やその支援者への美容に関するサポートを目的としています。

動画配信と店頭での啓発活動

ポーラは、10月1日から公式YouTubeチャンネルで「がん共生に取り組む想い」をテーマにした特別動画を公開します。この動画では、2018年から始まった「フレンドリーアクション」の取り組み内容やポーラの美容に対する考えを紹介します。がんに直面している方々やそのご家族に役立つ美容のアドバイスも提供します。動画はこちらからご覧いただけます：ポーラ公式YouTube

さらに、全国のポーラショップおよび百貨店カウンターでは、がん検診を啓発するためのPOPやチラシを掲示し、特徴的な活動をお知らせします。ポーラのビューティーディレクターやビューティーカウンセラーが、地域のお客さまと積極的にコミュニケーションを取り、検診の重要性を広く伝えます。

初コラボ企画と美容セミナー

特に注目すべきは、岩手県の花巻温泉郷との初のコラボレーション企画です。「ピンクリボンのお宿ネットワーク」に加盟している5つの温泉宿との共同プロジェクトを通じ、がん検診の啓発冊子や、ポーラ独自のスキンケアとメークアップに関する冊子を提供します。また、特別ブースでのハンドトリートメントも実施し、多くの方々に美容体験を提供します。

このコラボレーションの一環として、10月19日（日）には「わたしを楽しむ、美の時間」というテーマの美容セミナーも開催決定！セミナーでは、がんや乳がんにまつわる啓発の内容も含まれ、参加者にとって価値のある情報が得られます。セミナーは無料で予約制となっており、参加を希望される方は10月16日までに申込みが必要です。

ポーラの長期的な取り組み

ポーラは、2021年から「フレンドリーショップ」の認定制度を導入し、がん罹患者やそのご家族が安心して来店できる店舗を増やしてきました。これにより、接客力の向上や地域との信頼関係の構築が進み、スタッフの働きがい向上にも寄与しています。2025年以降は、より実践的な研修内容に刷新する予定で、乳がんや検診について学べる「ピンクリボンアドバイザー」の認定支援も行います。

さらに、ポーラは「リレー・フォー・ライフ・ジャパン」にも参加し、地域社会とつながる活動を精力的に行っています。この活動は、がん罹患者やそのご家族を支援し、地域全体でがんに立ち向かうことを目的としており、ポーラは2019年よりナショナルスポンサーとして関わっています。

がん患者と働く環境の整備

ポーラでは、がんに罹患した仲間が仕事を続けられるように、社内プログラムや制度を整え、就労と治療の両立を支援しています。特に「がんアライアワード」での受賞歴は、企業としての社会的責任の一環として評価されています。ポーラが展開するこれらの活動は、がんと向き合う全ての人々にとって大きな希望となることでしょう。

今回の取り組みを通じて、ポーラが目指すのは「がんと共に生きる社会」の実現です。参加者一人ひとりが自分らしく、美しく生き続けられる環境づくりを進めていくことが求められています。