デクセリアルズ、香港子会社の株式譲渡完了し持分法適用会社へ - レスターとの戦略的パートナーシップ強化

デクセリアルズ株式会社は、2024年3月27日に、香港子会社「Dexerials Hong Kong Limited」の株式譲渡が完了し、同社が持分法適用会社になったことを発表した。

この譲渡は、2023年12月に発表された、デクセリアルズとレスターホールディングスとの戦略的パートナーシップの一環である。両社は、光学材料部品や電子材料部品の販売において、グローバルな事業拡大を目指し、協力関係を強化していく方針を示している。

譲渡された「Dexerials Hong Kong Limited」は、本日付けで「Restar Dexerials Hong Kong Limited」に商号変更された。なお、同社の事業内容や資本金、決算期などは変更されていない。

今回の株式譲渡により、デクセリアルズの「Dexerials Hong Kong Limited」に対する出資比率は100%から49%に減少した。一方、レスターは同社に対する出資比率を51%とし、議決権の過半数を取得した。

デクセリアルズは、今回の譲渡によって、レスターとの戦略的パートナーシップを強化し、グローバルな事業展開を加速させることを目指している。今後は、レスターとの協力関係を深め、光学材料部品や電子材料部品の販売において、更なる成長を目指していく方針だ。

なお、デクセリアルズの台湾子会社「Dexerials Taiwan Corporation」と韓国子会社「Dexerials Korea Corporation」との間では、レスターとの販売オペレーションの協業体制を含めた最終契約を、2024年6月末を目処に締結する予定だったが、現在も協議中である。今後の協議の進展によって開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせするとしている。

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