阪急阪神不動産がマレーシアで新たな住宅プロジェクトを始動
阪急阪神不動産が、マレーシアでの住宅開発事業に初めて進出しました。このエキサイティングなプロジェクトは、国際的な都市クアラルンプールに位置する、将来性の高いニライ地区にて実施されます。
プロジェクト概要
本プロジェクトでは、約850戸の住戸を含むマンションの開発が行われます。具体的には、約380戸を持つマンション(1)と約470戸を持つ2棟構成のマンション(2)が計画されています。敷地面積は約53,600平方メートルで、中央には公園も整備される予定です。
ニライ地区の魅力
ニライ地区はクアラルンプール国際空港に近く、IT都市として知られるサイバージャヤや新行政都市プトラジャヤのベッドタウンとして急成長中です。また、多くの教育機関や大型スーパーマーケット、総合病院があり、住環境も充実しています。さらに、2018年にはイオンモールがオープン予定であり、地域のさらなる発展が期待されているエリアです。
住宅プロジェクトのアイデア
阪急阪神不動産は、これまでクアラルンプールのモントキアラ地区にて高い評価を得てきました。その経験とノウハウを活かして、クアラルンプール郊外でも高いデザイン性と品質を追求した住宅開発に取り組んでいます。ターゲットはプトラジャヤやサイバージャヤ、国際空港勤務の家族層です。
会社のビジョンとシナジー
阪急阪神ホールディングスは、長期ビジョン「深める沿線 拡げるフィールド」のもと、海外の不動産事業の拡大を目指しています。今回のプロジェクトは、その5ヶ国目の海外進出にあたります。他社とのシナジーを生かし、マレーシア市場での住宅開発事業を加速させる計画です。
マンションの詳細
- 敷地面積:約15,800平方メートル
- 階数:地上9階建
- 総戸数:約380戸
- 平均専有面積:約69平方メートル
- 竣工予定:2020年8月
- 敷地面積:約17,400平方メートル
- 階数:地上29階建・地上19階建
- 総戸数:約470戸
- 平均専有面積:約105平方メートル
- 竣工予定:2021年9月
企業情報の紹介
阪急阪神不動産株式会社
- - 所在地:大阪市北区芝田1丁目1番4号
- - 資本金:124億円
- - 売上高:845億900万円(2017年3月期)
- - 従業員数:約780名
イレカ社
- - 所在地:マレーシア・クアラルンプール
- - 資本金:約144百万リンギット
- - 売上高:約332百万リンギット(2017年3月期)
- - 従業員数:約617名
今後の展望
この開発は、マレーシアでの阪急阪神不動産の信頼性向上に寄与するものであり、今後も高品質な住宅を依然として提供し続けることを目指しています。高い経済成長が予測されるマレーシアにおいて、住宅需要は安定していることから、より多くの事業展開が期待されています。今後の動きにぜひご注目ください。