浅野忠信氏の壁画が青山に誕生!その想いとは
1月8日、東京・青山のトーキョーミューラルスクエアで、俳優の浅野忠信氏を描いた壁画が公開されました。この作品は、壁画アート会社の株式会社OVER ALLsによって制作されたもので、タイトルは「VERY BIG WOW‼︎」。
この壁画は、OVER ALLsが選んだ最初の作品で、業界で引っ張りだこの浅野氏を体現するものです。彼は、ハリウッドのディズニー制作のドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」に出演し、第82回ゴールデングローブ賞®で助演男優賞を受賞しました。その授賞式での彼のスピーチは、大きな反響を呼びました。形式にとらわれず、彼の心からの「WOW!」が感じられる瞬間でした。
壁画制作の背景と理念
OVER ALLsは、アートを用いた報道を通じてタイムリーなトピックを壁画で表現することを目指しています。浅野氏の授賞スピーチに感銘を受け、彼を題材にすることがチーム内で即座に決定されました。
このプロジェクトは、単なるアート作品ではなく、社会や人々の感情を掬い上げる手段でもあります。代表の赤澤岳人氏は、自らの経験を通じて「仕事とは自己表現」であることを実感し、他者の声を壁画で伝えることに情熱を注いでいます。彼は「WOW!」という感情を取り戻すことに強い思いを持っています。
トーキョーミューラルスクエアの今後
トーキョーミューラルスクエアは、今後も話題の人物やトピックを壁画の形で展開していきます。過去には大谷翔平選手やトランプ大統領、福沢諭吉、漫画家の鳥山明氏の壁画が誕生しており、これからも多くの作品が追加される予定です。
1月23日には新たな作品が発表される予定であり、ミューラルアートの進化が期待されます。トーキョーミューラルスクエアの壁面は、アートが持つ力を通じて、現代のメディアとして機能し続けるでしょう。
代表・赤澤岳人氏の経歴
赤澤岳人氏は、1981年生まれのロスジェネ世代。大学卒業後は法科大学院に入学したものの挫折。彼のキャリアは29歳から始まり、契約社員から新規事業を立ち上げ、独立を果たしました。この経験から彼は「夢」「希望」「浪漫」といった感情を表現することの重要性を理解し、OVER ALLsを設立しました。
株式会社OVER ALLsの理念
OVER ALLsは、「ミューラルの力で人々を表現者に変える」というビジョンを掲げ、全国で多様な作品を製作しています。歴史や背景を徹底的に調査し、深いインタビューを通じて、個々の想いをミューラルに反映しています。
会社概要