資金調達プログラム「The Commit」とは
資金調達やスタートアップの支援を目的としたプログラム「The Commit」が、株式会社eiiconによって展開されることが決定しました。このプログラムは日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」のもとで実施されます。
eiiconとAUBAについて
株式会社eiicon(エイコン)は、東京都文京区に本社を置き、オープンイノベーションを推進する企業です。中村亜由子代表の下、登録企業32,000社を超えるプラットフォームを運営し、企業の事業の発展を支援しています。AUBAは、企業内部と外部のリソースを組み合わせることにより、新たな価値を創出することを目指しています。
「The Commit」の第一号資金調達
2024年1月、スタートアップ企業への支援を強化するために、「The Commit」プログラムが始動しました。本プログラムに早速参加したのが株式会社JOYCLE(ジョイクル)です。ジョイクルは、愛知県名古屋市に本社を構え、小型アップサイクルプラントに特化した事業を展開する企業です。
ジョイクルは、今回の資金調達で約1.7億円を調達しました。資金調達の方法は、第三者割当増資で、引受先には株式会社ANOBAKA、中部電力ミライズ株式会社、鎌倉投信などの企業や前澤友作氏などの個人投資家も名を連ねており、その信頼度が伺えます。
「AUBA for Startup」との連携
「The Commit」は、東京都のスタートアップ支援事業「TOKYO SUTEAM」にも支援されており、その理念のもと事業が進められています。eiiconは、今後も多様な主体と連携しながら、スタートアップの創出を切り拓いていく考えです。
資金調達プログラムの特徴
「The Commit」は、スタートアップが資金を集めるためのピッチイベントを年12回開催し、VCやエンジェル投資家による審査を受ける仕組みを取り入れています。このプログラムでは、ピッチに向けたデックブラッシュアップやビジネスモデルメンタリングなど、必要な支援を幅広く展開し、スタートアップの成長を助けることを目指しています。
投資家の声
プログラムに参加する投資家やVCも、プログラムの重要性を理解しています。Spiral Innovation Partners代表パートナーの岡洋氏や、エバーコネクト株式会社代表取締役の篠原豊氏などが参加。これにより、スタートアップは多方面から実績のある投資家からの支援を実現できるチャンスが広がります。
ジョイクルのビジョン
株式会社JOYCLEは、資源と喜び(JOY)を循環させる社会の実現を目指しています。サステナブルなごみ処理に取り組むこの企業は、小型アップサイクルプラントの導入を進め、持続可能な社会に貢献することを目標に掲げています。資金調達が完了したことで、さらなる事業展開が期待されています。
まとめ
資金調達プログラム「The Commit」の始動は、スタートアップにとって大きなチャンスとなるでしょう。今後、多くの企業がこのプログラムを通じて資金を集めることで、新しいビジネスモデルやイノベーションが創出されることが期待されています。株式会社eiiconの今後の活躍から目が離せません。
参考リンク