音源ダウンロード強化
2022-06-13 10:40:58

ミュージック・ラテ音源にワーナーミュージックが参加、音源ダウンロード機能強化

ミュージック・ラテ音源に新たな参加者が登場



株式会社デジタル・ラボラトリー(以下、デジラボ)の提供する音源プラットフォーム「ミュージック・ラテ」の新たな試みが注目を集めています。2018年から放送局向けに販売されてきたミュージック・ラテ音源(ML音源)に、2022年6月から世界三大レコード会社の一つである株式会社ワーナーミュージック・ジャパンが参加したことが大きなトピックです。

ML音源とは?



ML音源は、デジラボが主要なレコード会社から直接許諾を受けた音源であり、放送局向けに提供されるCD新譜音源です。許諾日以降に国内でリリースされたCD音源が対象となり、利用契約を結ぶことにより、CDの所有の有無に関わらず、放送局は自由に音源を検索、試聴、ダウンロードできる仕組みになっています。このML音源は全て「ミュージック・ラテ サウンドボックス」という音源サーバシステムに保存され、放送での利用が可能です。

利用可能なML音源は2022年6月時点で24万曲以上に及び、放送局にとっては大きな資源となっています。これにより、放送局では新譜を効率的に取り入れることができ、音楽の多様性を広げることにも寄与しています。

最新アプリケーション「BE-200TII-D」の登場



さらに、デジラボはBWF-J編集・ポン出しアプリケーション「BE-200TII-D」の販売を開始しました。これはBE200シリーズの最新バージョンで、BWF-Jファイルの作成編集やプレイリストの作成・再生、マルチトラック編集が可能なMicrosoft Windows対応のアプリケーションです。単体での利用はもちろん、音源サーバシステム「ミュージック・ラテ サウンドボックス」との連携が可能で、放送番組音源やCM音源の高度な管理が実現します。

主な機能としては、BWF-Jオーディオファイルフォーマットに対応した編集、ポン出しプレイリストの作成、さらにはサウンドボックスで作成したキューシート内の楽曲を一括転送する機能があります。このように、BE-200TII-Dは放送局にとって非常に魅力的なツールとなっています。

展示会でのデモンストレーション



デジラボはこれらの新製品を展示するため、各地の業界展示会にも参加します。例えば、2022年7月13日から14日にかけて大阪で行われる「第7回関西放送機器展」や、福岡での「九州放送機器展2022」にも出展し、実際に「ミュージック・ラテ サウンドボックス」と「BE-200TII-D」のデモンストレーションを行います。これにより、業界関係者に直接製品の魅力を伝える機会ともなります。

会社概要と問い合わせ情報



株式会社デジタル・ラボラトリーは、1976年に設立され、東京都港区に本社を置いています。デジタル放送用コンテンツ制作をはじめとし、ウェブサーバやデータベースの構築など、幅広いソフトウェア事業に対応しています。

本件についてのお問い合わせは、デジタル・ラボラトリーのカスタマーサービスセンターまで。電話番号は03-4500-6856、E-mailは[email protected]となります。興味を持たれた方はぜひ、詳細をチェックしてみてください。

会社情報

会社名
株式会社デジタル・ラボラトリー
住所
東京都港区赤坂6-10-4
電話番号
03-5573-2222

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