京都芸術大学 通信制大学院 修了生展
2025年4月29日から5月11日まで、京都市中京区にある同時代ギャラリーで、京都芸術大学の通信制大学院における第1期修了生による作品展が行われることが決定しました。この展示会は、「KG+」という、KYOTOGRAPHIE 2025のサテライトイベントの一環として位置付けられています。
この特別な展覧会には、通信制大学院の写真・映像領域から修了した13名の作家が参加し、各々が独自の視点で捉えた作品を発表します。展示は全て無料で、学びの成果を観る貴重な機会となるでしょう。
修了生展の詳細
- - 会期: 2025年4月29日(火・祝)〜5月11日(日)
- - 時間: 12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
- - 会場: 同時代ギャラリー ギャラリーA+コラージュ プリュス
〒604-8082 京都府京都市中京区三条通御幸町東入弁慶石町56 1928ビル2F
TEL/FAX: 075-256-6155
- - 参加作家: 石井陽子、佐藤泰輔、日向秀史、菊地真之、谷徹、嶋岡恭司、norimasa ejiri、ノートン晶、吉田加代、田凱、森屋早苗、早瀬交宣、若子jet
学際的アプローチ
京都芸術大学大学院は、国内で唯一の完全オンラインでMFA(修士)を取得できる教育機関です。2023年に新設されたこのプログラムは、コロナ禍を経た新たな学びの形を提供します。写真・映像領域では、伊藤俊治教授と菅実花准教授の指導のもと、写真の深さや多様性を探求することができます。2025年には20名の学生が修士(芸術)を取得し、展示に参加する修了生はその成果を発表することになります。
キュレーションの視点
今回の展覧会では、准教授の菅実花がキュレーターを務め、現代社会における多様なテーマを持った作品群が一堂に会します。特に「人間の生によって変容する風景」「ポートレートが生み出す新たな関係性」「写真・映像装置を介した知覚の拡張」という3つのテーマが、私たちの社会との関わりを浮かび上がらせます。これらは、観客に新たな視点を提供する挑戦です。
参加する意義
この修了生展は、2年間の学びの成果を発表するだけでなく、社会に対する問いを投げかける機会でもあります。多様な視点と鋭い洞察が詰まった作品が私たちの時代を捉え、見る人に新しい体験をもたらすことでしょう。
京都芸術大学について
京都芸術大学は、通学課程と通信教育課程を提供しており、全国で最も多くの学生を受け入れる総合芸術大学です。様々な年齢やバックグラウンドを持つ学生たちが集結し、芸術を通じて新しい社会のビジョンを共に描いていく場所です。通学課程では、地域と芸術の結びつきに重きを置き、通信課程では自由な学びの環境を提供しています。
公式ウェブサイト
2025年の修了生展は、京都のおしゃれなギャラリーで開催されるため、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。アートを通じて現代社会に一石を投じる機会をお見逃しなく!