OKIが提供する新しい化学物質調査サービス
OKIエンジニアリング(以下、OEG)は、11月20日から自動車業界向けに新たな化学物質調査サービスの提供を開始します。このサービスは、化学物質情報を効率的かつ正確に収集し、業界の環境法規制に迅速に対応することを目的としています。
ニーズの背景
g社製品の製造には、多種多様な材料や部品が使用され、それに伴い化学物質情報の適切な管理が求められています。特に自動車業界は、環境法規制が厳しくなる中で、川上から川下のメーカーに情報が正確に伝達される必要があります。ここで重要な役割を果たすのが新しいchemSHERPA®バージョンV2R1です。このフォーマットは、情報の標準化を推進し、データの一元管理を可能にします。
OEGの新サービス内容
OEGが提供する化学物質調査サービスには、以下の3つの主要な機能があります。
1.
調査代行: お客様に代わり、必要なデータを材料や部品の購入先から取得し、それらの信憑性を確認します。これにより、ユーザーは本業に専念することが可能です。
2.
製品複合化: 取得した各種部品・材料データを統合し、最終製品データにまとめます。これにより、製品全体の化学物質情報が整理されて、使いやすくなります。
3.
データ変換: 従来から持っている成分表データをchemSHERPAフォーマットに変換します。これにより、データフォーマットの統一が図られ、他のシステムとの互換性が向上します。
長年の経験を活かして
OEGは、環境情報調査に関する豊富な実績とノウハウを持っています。この新サービスは、専門のスタッフが提供するため、データ入手率が向上し、調査期間の短縮が期待できます。これにより、自動車業界の製造メーカーは、複雑な業務課題を軽減し、円滑に化学物質調査を進めることができるようになります。
持続可能な社会を目指して
OKIエンジニアリングは、今後もchemSHERPAを含むサプライチェーン全体の情報伝達に関連するサービスを拡充していく姿勢を示しています。また、化学物質が環境や人々の健康にどのような影響を与えるかを踏まえ、企業の環境法令の遵守を支援し、持続可能な社会づくりに貢献することを目指します。
販売計画・提供時期
このサービスの販売計画は、個別に見積もりを行い、2025年度には年間5,000万円の売り上げを目指しています。サービスの提供は、2024年の11月20日からスタートします。
OEGは、化学物質情報の管理に関心があるすべての企業に対し、迅速で信頼性の高いサービスを提供し、業界の発展をサポートしていきます。従来の業務を見直し、最新の情報共有手法を取り入れることで、業界内での競争力を高める一助となることでしょう。
お問い合わせ先
このサービスに関する詳細は、OEGの公式サイトまたはお問い合わせフォームから確認できます。興味のある方は是非お問い合わせください。