TBSがTYFFONに出資
2019-05-21 10:01:12
TBS、次世代XR事業TYFFONに出資し新たなエンタメを創造
TBSがTYFFONに出資し、新たなエンターテインメントを創出
株式会社東京放送ホールディングス(TBS)は、最先端のVRやAR、MR技術を駆使したXRコンテンツの開発を行うTYFFON INC.に出資したことを発表しました。この出資は、TYFFONが行う第三者割当増資の一環として実施されたもので、本契約によりTBSはTYFFONの重要な株主となります。
TBSは、TYFFONが運営する没入体験型施設「TYFFONIUM」の拡大を支援し、両社の技術力とノウハウを融合して、新たなエンターテインメントの創造を目指します。この戦略的な提携により、国内外での事業展開にも力を入れていく方針です。
TYFFONの革新的な取り組み
TYFFONは、2014年に米ディズニー社が主催した「DISNEY ACCELERATOR」でアジア企業として初めて採択されるなど、XR技術において強力な実績があります。自社開発したコンテンツを体験できる施設「TYFFONIUM」は、多くの人々に新しいデジタル体験を提供し、注目を集めています。TYFFONのCEOである深澤研氏は、今後もこの施設の拡張を計画しており、さらなる成長が期待されています。
この度の出資により、TBSはTYFFONの創業者である深澤氏の次に多くの株式を保有することとなり、TYFFONはTBSの関連会社として新たな関係性を築くことになります。TBSの社長、佐々木卓氏は、メディア業界の技術革新がもたらす変化を受けて、TYFFONとの協力を非常に重要視しています。
メディア業界に変革をもたらす
佐々木社長は、今回の出資が「ライブエンターテインメント」や「海外展開」といったTBSグループの成長戦略に合致するものであると述べました。TYFFONが作り出すMRアトラクションは、TBSが得意とする放送メディアとは異なる新しい体験を提供し、特に言語に依存しないコンテンツであるため、海外展開にも適しています。このように、双方が互いに補完しあえる関係が築けることを期待しています。
TBSとTYFFONのこれから
TBSは、TYFFONが描く独自の世界観をより多くの人々に届けるため、全力で支援していく方針です。今回の出資は、両社が共に未来を見据えた行動をとる重要な第一歩になるでしょう。技術革新が続く中、エンターテインメント分野もまた進化が求められています。TYFFONの持つXR技術は、そのニーズに応える力を持っているのです。
これからのTYFFONとTBSの関係性がどのように発展していくのか、業界全体の注目が集まっています。今後、様々な新しい体験が多くの人々に提供されることを期待し、コンテンツの展開に注目していきましょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社東京放送ホールディングス
- 住所
- 東京都港区赤坂5-3-6
- 電話番号
-
03-3746-1111