高松市で「綺麗なモノは残る」個展開催
香川県高松市において、端材アートの個展「綺麗なモノは残る」が2025年2月5日から28日まで開催されます。この個展はGYAGYAGYA GALLERY合同会社の副代表、安宅レオウ氏の主導により、地域の木材などの素材を活用して制作されたアート作品が展示されます。入場は無料で、アートの魅力を気軽に楽しむことができます。
アートプロジェクトの背景
この個展は、2024年10月1日から始動する「東かがわ88市アートプロジェクト」の一環として行われています。東かがわ市は消滅可能性自治体として知られ、地域の活性化が急務です。このプロジェクトは、アートを通じて地域の魅力を引き出し、人口減少に対する新たなアプローチを模索しています。
安宅レオウ氏は、「香川県がアート県として知られる中、東かがわ市は少し蚊帳の外な雰囲気があったので、まずは交流を深めたい」と述べています。アートを通じて地域資源を再生し、外部との絆を強化することが、未来の豊かな地域づくりにつながると期待されています。
出展アーティストの紹介
この個展には、安宅レオウ氏を含む12名のアーティストが参加します。彼らは皆、地域の活性化を目的にアートに取り組む若手アーティストたちで、「東かがわ88市アートプロジェクト」にも積極的に関与しています。出展者には安宅ラム、叶ココ、クナクマショーコ、黒澤忠嗣、JIN TANAKA、田口大貴、cha緒、MASAO、星心来、リョーナ、Thomas Breeze Marcusらが名を連ねており、彼らの作品を通じて香川県のアートシーンがさらに広がることが期待されています。
地域発展を目指す
個展の売上の半分は、東かがわ市に寄付されることになっています。これにより、地域の発展を支援し、プロジェクトの認知度向上にもつながる狙いがあります。また、香川県の潜在的な魅力が次々と取り上げられることで、さらにアート県としての地位が確立されるでしょう。
安宅レオウ氏は、「香川県の魅力は無限大です。多くの人々と交流し、地域の資源を見出すことが大切です。この展覧会は、その第一歩です。皆さんの参加を心よりお待ちしています」と呼びかけています。
開催詳細
- - 開催期間:2025年2月5日〜2025年2月28日 (10:00~17:00)
- - 場所:香川県高松市香西本町87「グリュック」
- - 入場料:無料
この個展は、地域を支えるアートの力を再確認する貴重な機会です。ぜひ足を運び、香川県の未来に触れてみてください。