南日本運輸倉庫の革新
2024-10-02 12:15:12

南日本運輸倉庫の新倉庫管理システムの導入がもたらす革新

南日本運輸倉庫が開発した新たな倉庫管理システム



最近、南日本運輸倉庫株式会社が開発した倉庫管理システム(WMS)が、大手の業務用食品卸売業者に採用されました。このシステムは、特に外食・給食分野での業務効率化を図るものであり、今後の物流業界においても注目される存在となるでしょう。

WMSの特徴



このWMSは、主に3つの特長を持っています。まず第一に、インターネットを活用したクラウドサービス型で、これにより荷主はリアルタイムで入出荷の状況や在庫情報を確認することができ、透明性が向上します。

次に、省人化やペーパーレス化の促進に寄与する点が挙げられます。このシステムには、各種のマスタ情報や入出荷データを送り合うことができるEDIシステムが備わっており、これにより紙のリストを使わずに済むハンディターミナルを使用した入出荷検品が可能となっています。物品の移動や保管、仕分けなどの作業に使用する各種のマテハン機器にも対応できるため、既存の設備を効果的に活用できるのもメリットです。

最後に、常温、冷蔵、冷凍という3つの温度帯での商品の管理が可能な点です。これにより、国産牛肉などの不定貫商品の管理も容易になります。

開発の背景と実績



南日本運輸倉庫は1975年に創業し、50年以上にわたり食品輸送に特化してきました。特に、チルド・フローズン食品の低温輸送において強みを発揮しており、最近では次世代コールドチェーン技術を活かし、フードロス問題への貢献も成し遂げています。これにより、顧客企業のSDGsへの取り組みもサポートしています。

今回のシステムの採用は、3PL(サードパーティロジスティクス)業務を提案する際に、南日本運輸倉庫が庫内業務の委託とともにこのWMSを提案した結果です。

認知度が高まる中、南日本運輸倉庫は今後もシステムの外部販売を積極的に展開する考えです。これにより、より多くの企業がこの先進的な管理システムを導入し、業務の効率化が推進されることが期待されます。

まとめ



南日本運輸倉庫が開発したWMSは、業界のトレンドをリードする存在です。革新的な機能とともに、食品物流分野における新たな可能性を探る上でも重要な役割を果たすことでしょう。今後の展開に目が離せません。


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会社情報

会社名
南日本運輸倉庫株式会社
住所
東京都中野区中野4-4-11第12南日本ビル10階
電話番号
03-3388-6998

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