大阪・関西万博で楽しむ！虎竹の花籠作り体験ワークショップ

大阪・関西万博での素敵な体験

2025年7月28日、大阪・関西万博において、竹の専門メーカーである虎斑竹専門店・竹虎が「虎竹の四海波の花籠ワークショップ」を開催しました。このイベントは、日本唯一の虎竹を使用し、参加者が手作りの花籠を楽しむことができる貴重な機会でした。

虎竹の魅力

虎竹とは、高知県須崎市安和地区で自生している竹で、その表面にはユニークな虎模様が浮かび上がります。一つとして同じ模様はなく、自然の美しさが一つ一つの作品に宿ります。また、虎竹は成長が早く、わずか3ヶ月で20メートルに達することから、持続可能な資源としての面でも注目されています。

ワークショップの内容

このワークショップでは、「四海波」という意匠をテーマにした花籠作りが行われました。「四海波」は、穏やかな波が四方に広がる様子を象徴し、古来より平和や繁栄の象徴として親しまれています。参加者は、職人の指導のもと、虎竹を利用してこの美しいデザインを手に取ることができました。

参加者たちは、自らの手で竹を編むことに真剣に取り組み、完成した花籠にはそれぞれ異なる表情が生まれました。参加者たちの笑顔と共に、手仕事の温もりを感じる素晴らしい時間が流れました。

環境と伝統をつなぐ取り組み

このワークショップは、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもとで行われる大阪・関西万博の理念に共鳴した形で開催されました。持続可能な社会を目指して自分らしい生き方を追求する中で、竹という自然素材がいかに役立つのかを体感できる場となりました。

竹虎は、このようなイベントを通じて、竹文化の魅力を多くの人々に伝え、自然素材の価値を実感してもらえる機会を増やしていきます。その結果、竹と共に生きる豊かな暮らしを提案する努力を続けていく所存です。