UPSTARが受賞した「2025年度グッドデザイン賞 ニューホープ賞」
株式会社Emerが開発したファンメッセージアプリ『UPSTAR』が、2025年度グッドデザイン賞のニューホープ賞を受賞しました。このアプリは、プロスポーツ選手の人生を、多くのファンとつなぐ新たな架け橋として注目されています。特に、選手の試合結果やプレーの良し悪しだけでなく、彼らの日常の努力や挑戦といった人間的な側面に焦点を当てている点が特長です。これにより、選手一人ひとりのストーリーが光り、ファンとの絆を深めることが可能となっています。
UPSTARについての詳細
『UPSTAR』は、選手が自らの言葉で想いを発信できるプラットフォームです。ファンはそのメッセージを通じて共感し、応援することができる仕組みが整っています。このアプリは、調子が良い時だけではなく、選手が苦境に立たされているときこそ、ファンが温かく支え合える関係性を築くことを目的としています。
2024年10月のアプリローンチ以来、日本代表経験があるアスルクラロ沼津の齋藤学選手や、ベガルタ仙台の小林心選手、湘南ベルマーレの真田幸太選手など、40名以上のプロスポーツ選手が自身のメッセージを定期的にファンへ届けています。平均すると、約3日に1度の頻度で選手のメッセージがファンの元に届くとのことです。
審査委員の評価
審査委員からは、UPSTARのインターフェースが特に評価されており、日々努力する選手たちにも容易に発信の場を提供する優れた設計が称賛されています。また、このアプリは、選手だけでなく、社会全体の中でスポーツ選手を活用する新たなシステムの構築にも寄与する可能性を秘めています。さらには、今後スポーツだけに留まらず、音楽や演劇など、様々なジャンルへの展開が期待されています。
CEO 板本大輝 さんのコメント
UPSTARのCEOである板本大輝氏は、スポーツ選手のキャリアが短く、その裏には多くの挑戦が存在することに着目し、UPSTARが「過程に寄り添う場所」としての役割を果たすことを目指していると述べています。今回の受賞は、選手やファン、さらにはサポーターなど、応援を支えてくれたすべての人々との共同の賜物であるとしています。今後も彼は、人々の心を動かす瞬間をデザインし続ける意欲を示しています。
会社概要
『UPSTAR』は、スポーツ選手の新しいキャリア形成を支援する新たな一手として、多くの人々に受け入れられています。今後のさらなる発展にも期待が寄せられます。