改正育児・介護休業法に基づく企業支援セミナー開催のお知らせ

企業向けの無料オンラインセミナー開催

株式会社エス・エム・エスが、企業の経営者や人事労務担当者を対象に、「改正育児・介護休業法の最新動向」に関する無料オンラインセミナーを開催します。セミナーは、7月9日（水）、17日（木）、29日（火）の3回で、各回異なる時間に実施されます。この機会を利用して、重要な法律についての知識を深め、日々の業務に活かしていただければと思います。

セミナーの目的と内容

本セミナーでは、2025年4月に施行される改正育児・介護休業法の最新の情報を徹底的に解説します。特に「ビジネスケアラー」と呼ばれる、働きながら介護を行なっている従業員のサポート方法に焦点を当てます。ケアマネジャーによる具体的な相談事例を交え、現実の課題に対する効果的な支援方法を詳しく紹介します。

参加者は、法改正に伴う義務化対応のポイントや、従業員が抱える介護の悩みを軽減するための施策についての具体的な事例を学ぶことができる貴重な機会です。

社会の背景

近年、少子高齢化が進行しており、介護のニーズが急激に高まっています。総務省の調査によると、働きながら介護をしているビジネスケアラーは約365万人に達し、毎年約10.6万人が介護離職を余儀なくされています。特に40代後半から50代にかけての世代が多く、企業の重要な戦力であるため、その介護状況を理解し、職場環境を整えることが企業の成長や発展にとって非常に重要であると言えます。

法律改正に向けた取り組み

2025年4月から施行される改正育児・介護休業法では、企業が対応するべきいくつかの要件が義務化されます。具体的には、介護休業制度の周知や、意向確認、情報提供、そして従業員向けの研修実施、相談体制の整備などが含まれます。

企業には、従業員の介護状況や直面している課題を的確に把握し、相応の対応策を講じることが求められています。そうすることで、業務における生産性の低下や人材流出のリスクを軽減できます。

エス・エム・エスの取り組み

当社は、仕事と介護の両立支援サービス「安心介護 for biz」を展開しており、これまでに無償で多くの企業にサポートを提供してきました。このプログラムには、介護に関する基礎知識を学べるeラーニング動画や、専門家による相談窓口、従業員の実態把握のためのアンケートなど、多彩なリソースが含まれています。

特に、看護師やケアマネジャーといった医療介護の専門家がチームを組んで課題の把握から解決策の提供までを一貫してサポートしています。

セミナーの詳細

セミナーは全てオンラインで開催され、各回において異なった視点からの情報提供が行われます。具体的には、介護休暇取得要件の緩和やテレワークの導入、実際の研修案についても触れ、参加者が直面しうる課題の理解を深めるためのプラットフォームとします。

講師は、介護福祉士やケアマネジャーとして10年以上の経験を持つ専門家が担当し、実際のビジネスケアラーの相談事例を基にした具体的なノウハウを提供します。この内容が参加者にとって、介護と仕事の両立に向けた実践的なアプローチのヒントとなれば幸いです。