令和7年度技術士第一次試験の実施概要
文部科学省から令和7年度技術士第一次試験に関する情報が発表されました。この試験は、専門的な技術知識を持つ人材を評価する重要な機会であり、受験を希望する多くの技術者に向けて詳細な情報が提供されています。ここでは、その主な内容についてお伝えします。
受験資格について
技術士第一次試験には、年齢や学歴、業務経歴に基づく制限が設けられていないため、幅広い層の方々が受験することが可能です。これは、技術者としての多様な背景を持つ人材を評価するため、非常に歓迎される取り組みです。
試験方法と科目
試験は筆記によるもので、総合技術監理部門を除く20の異なる技術部門が対象となります。試験は以下の3つの科目で構成されます:
1.
基礎科目:科学技術全般に関する基本知識。
2.
適性科目:技術士法第4章に基づく義務の遵守に関する適性。
3.
専門科目:受験者が選択した技術部門に関連する知識。
特定の資格を持つ方には、試験の一部が免除されることもあります。
試験の日時と会場
試験は令和7年11月23日(日曜日)に実施され、具体的な試験地と会場は10月下旬に官報で公示されます。試験を行う都道府県は多岐にわたり、以下の地区で予定されています:
- - 北海道
- - 宮城県
- - 東京都
- - 神奈川県
- - 新潟県
- - 石川県
- - 愛知県
- - 大阪府
- - 広島県
- - 香川県
- - 福岡県
- - 沖縄県
受験者は自分が選択した試験地に基づいて、合格通知を受け取ることになります。
受験申込について
受験申込期間は以下の通りです:
- - 郵送受付:令和7年6月11日(水曜日)から6月26日(木曜日)
- - WEB受付:令和7年6月11日(水曜日)9時から6月25日(水曜日)17時まで
受験申し込みには、指定の申込書類が必要で、写真や資格証明書の提出が求められる場合があります。また、受験手数料は11,000円となります。
合格発表と正答の公表
試験の合格発表は令和8年2月に行われ、受験者には合格証が送付されます。さらに、受験者には成績も通知されるため、自身の学びを振り返る良い機会となるでしょう。
試験終了後、正答も迅速に公表され、受験生はその結果をもとにさらなる学習を進めることができます。
お問い合わせ先
試験についての詳細な情報や疑問点は、文部科学省の科学技術・学術政策局人材政策課までお問い合わせください。公式サイトも併せてご利用いただけます。
この試験は、多くの技術者が自身の能力を証明し、キャリアを新たな段階へと引き上げる大きなチャンスです。受験を希望する方は、準備をしっかり整え、是非とも挑戦してください。