世界初のプロジェクションマッピング、福島での復興への願い
福島県白河市で、4月15日と16日の2日間、特別なプロジェクションマッピングイベントが開催されます。このイベントは、全国に向けた復興の願いを込めており、桜の物語が白河の空を彩ることになります。特に、福島を代表する新種の八重桜「はるか」がテーマとなっており、この桜は復興を象徴する存在として育てられています。
イベント詳細
- - 日時: 2015年4月15日(金)・16日(土)
- - 開始時間: 18:20、19:00、19:40、20:20(完全予約制)
- - 参加費: 無料
- - 会場: 白河文化交流館「コミネス」(白河駅から徒歩3分)
東京駅からは東北新幹線を利用すれば約90分でアクセス可能。駐車場は限られているため、公共交通機関の利用を推奨します。
内容紹介
第1部「新生相馬盆唄」
福島県に伝わる民謡、相馬盆唄をスタイリッシュにアレンジした「はるか」バージョンをお楽しみいただけます。地域の伝統を受け継ぎ、新しい形で再生された盆唄の響きは、参加者の心に深く届くことでしょう。
第2部「大信こだま太鼓」
白河で有名な奥州白河太鼓が繰り広げる、一糸乱れぬ迫力の演奏。この太鼓の音は、地域の力強さを感じさせ、復興への力を与えてくれることでしょう。
第3部「プロジェクションマッピング白河 花かがり」
最後はプロジェクションマッピングによって描かれる福島の復興を祈る桜の物語。夜空に浮かび上がる桜の映像が、地域の復興への希望を象徴し、参加者に感動を与えます。
プロジェクションマッピングの支援と実施体制
本イベントは「fukushimaさくらプロジェクト」によって主催されています。このプロジェクトは、東日本大震災からの復興を願い、地域活性化を目指す活動を行っており、福島の新種の八重桜「はるか」がそのシンボルとされています。また、福島県や白河市の共催、さらには多くの企業や団体の協力が寄せられています。
アーティストの紹介
イベントには、著名なアーティストも多数参加予定です。美術を担当する紫舟さんは、立体の書の表現で知られ、音楽には大友良英氏やSachiko M氏など活躍するアーティストが揃いました。また、映像部分を手がける橋本大佑氏の綺麗なアニメーションにも注目です。
まとめ
このイベントはただのエンターテインメントではなく、福島の復興を願う大きなメッセージを内包しています。参加することで、福島への理解や関心が深まるとともに、未来に向けた希望を感じることができるでしょう。ぜひ、この機会を逃さずに、白河市でのプロジェクションマッピングを体験してください。