地域の魅力を深める新たなコミュニティが誕生
コミューン株式会社は、株式会社日本旅行が運営するオンラインコミュニティ「地域つなぐラボ」に自社のコミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」を導入したことを発表しました。このプロジェクトは、地域に興味を持つ人々が自由に交流し、情報を共有できる場を提供することを目的としています。
「地域つなぐラボ」とは
「地域つなぐラボ」は、地域や自治体に特化したファンコミュニティです。地域住民や観光客、さらには地域や自治体に興味を持つ多くの人々が参加し、地域の美味しい料理や飲食店、おすすめの景勝地やイベントの情報を幅広くシェアします。加えて、「今、〇〇にいるよ!」や「〇〇に行ってきた!」といった自由な投稿も歓迎され、参加者同士の交流が活発に行われます。また、質疑応答や意見交換の場としても機能し、地域愛を深める良い機会が提供されます。
地域活性化を目指して
日本旅行は、顧客との新しい関係構築を通じて地域の活性化を目指しています。これまでにも全国各地で様々な地域支援活動を展開してきた実績があり、今回のコミュニティ設立はその一環です。地域との関わりを強化し、参加者がより深く地域を知ることで、真の地域の魅力を発見できるようサポートします。
初年度は北陸地域に焦点を当て、次年度以降は他の地域へと展開していく計画です。また、現地スタッフや観光協会の職員と連携し、旅行プランの共創や地域への移住促進にも注力していきます。
参加者の声
日本旅行デジタルイノベーション推進部の和田晃太課長は、コミュニティ立ち上げの意図について解説しました。彼によれば、「AI時代における重要な情報の発信源は‘ヒト’であり、参加者同士の感情や意見交換がますます大切になっています」とのこと。また、「Communeは、コミュニティの立ち上げから運営まで一貫した支援を行ってくれるため、安心して今後の展開を進められる」とも述べています。
今後の展望
「地域つなぐラボ」は、北陸旅行経験者や在住者、訪れてみたいユーザーがそれぞれの目線で楽しさを見出し、語り合う場を目指しています。熱意ある参加者が「地域愛」を育むため、オンラインだけでなくリアルな交流イベントも計画しています。その結果、コミュニティへの参加をきっかけに北陸を訪れたり、さらに地域への移住に関心を持つ人々が増えることが期待されています。
日本旅行とCommuneのプロフィール
日本旅行は、1905年に創業した日本でも最も歴史のある旅行会社の一つで、今年120周年を迎えます。地域の課題を解決するための取り組みを重視し、様々な地域と連携を深めています。一方、Communeは、企業と人々をつなげるコミュニティを作るためのプラットフォームを提供しており、ユーザー同士のコミュニケーションを滑らかにすることを目標としています。
コミュニティの詳細や参加方法については、ぜひ「地域つなぐラボ」のウェブサイトをご確認ください。期待される新たな交流と情報共有の場が、地域をより魅力的にすることに寄与するでしょう。