大宮での新たな絵画展「いろんなきもちだいじょうぶ。」開催
2024年8月19日から25日、さいたま市立大宮図書館の展示スペースで、特別な絵画展「いろんなきもちだいじょうぶ。」が開催されます。この展覧会は、NPO法人ぷるすあるはとさいたま市高次脳機能障害者支援センターの協力により、メンタルヘルスと高次脳機能障害についての理解を深めることを目的としています。
絵画展の魅力
『いろんなきもちだいじょうぶ。ぷるすあるは絵画展&高次脳機能障害って?』を通じて、参加者は心の豊かさと複雑さを絵を通じて体感できます。特に、精神科看護師でありアーティストの細尾ちあきが描く作品は、子どもたちの表情をカラフルに表現しています。小さな作品から4メートルを超える大作まで、多くの絵が展示され、訪れる人々に感動を与えています。
入場は無料
展示は完全無料で、事前の予約や登録も不要です。家族連れや友人同士など、多くの方々に気軽に訪れてほしいとの思いが込められています。また、今年で4年目を迎えたこのイベントは、前回の開催時には3,000人以上の来場者を記録しており、その人気は年々高まっています。
参加型イベントも盛りだくさん
絵画展では、参加型のイベントも用意されています。例えば、高次脳機能障害のクイズコーナーや、感情を表現する「きもちのカード」を描くコーナーがあります。これらのアクティビティは、子どもから大人まで、誰もが楽しめる内容です。また、8月24日から25日には、ぬりえやダンボール工作、ペーパークラフトのワークショップも行われ、アートを楽しむ機会が広がります。
ハンドブック「絵画展に行こう」
訪れる方々のために、バリアフリーに関する情報や会場の見取り図、感覚刺激などが掲載されたガイド「絵画展に行こう」が用意されています。事前に情報を把握することで、安心して参加できる環境が整っています。
メンタルヘルスに関する学び
さらに、この展覧会では、メンタルヘルスについての情報提供も行われます。「こころの負担を軽くして、日々をちょっぴり生きやすく」など、自分自身の心理的なケアを簡単に行うための方法も学べます。情報提供の中心となる絵本の原画やレプリカ作品が展示されることもあり、視覚的な楽しさとともに、メンタルヘルスへの理解を深めていくことができます。
アーティストのコメント
今回の絵画展では、色鮮やかで表情豊かな作品が多く並ぶ予定です。細尾ちあきは、様々な怒りや喜びの表情を持つ子どもたちの姿を通じて、観る人々の感情にも響くような展示を目指しています。参加者には、自分自身の「きもち」をカードに描く企画にも挑戦してほしいと語ります。たくさんの人々が訪れ、共に素敵な思い出を作れる場となることを願っています。
詳細情報
- - 会期: 2024年8月19日(月)〜8月25日(日) 9時〜19時 (19日16時から、25日18時まで)
- - 場所: さいたま市立大宮図書館展示スペース(大宮区役所1階)
- - 入場料: 無料
- - 主催: さいたま市高次脳機能障害者支援センター NPO法人ぷるすあるは
この機会にぜひ、大宮に足を運び、子どもたちの感情豊かな表現を通じてメンタルヘルスへの理解を深めてみてください。