陸上養殖の未来を切り拓く!リックスの「岡垣ラボ」建設決定
国内外の産業界を支えるメーカー商社、リックス株式会社が福岡県遠賀郡岡垣町に新たな陸上養殖設備「リックス陸上養殖設備 岡垣ラボ」を建設することを決定しました。この施設は2027年の上半期に開所予定で、実証試験とショールーム機能を兼ね備えた重要な拠点となることを目指しています。
岡垣ラボの概要
岡垣ラボは、約3,959㎡の土地に約1,168㎡の建築面積を持ち、100トン水槽を2槽、10トン水槽を3槽設置する予定です。取り扱う魚種には、マサバ、クエタマ、ヒラメ、サケ・マス類などが含まれ、多様な養殖を行うことができます。
実証試験の重要性
これまでリックスが行ってきた実証試験は、福岡事業所に設置された小型の水槽で行われていましたが、岡垣ラボではより実用的なサイズの水槽を新たに設けることで、よりリアルな条件下での魚の成育実証試験を行います。また、一般の事業者にも利用してもらうことで、協創の機会を提供し、様々な意見を反映させながら進化していくことを目指しています。
省コストへの取り組み
多くの事業者が「初期投資や運用コストを抑えたい」と願っています。そのニーズに応じて、岡垣ラボではIoT技術や省エネ技術、自動化システムの導入を進め、その実績を示すことで、陸上養殖事業の発展を促進していく計画です。
環境への配慮
リックスが提供する陸上養殖設備は閉鎖循環式であるため、全量水替えが必要ないシステムを採用しています。この方式により、人工海水の使用量を大幅に削減し、環境負荷を軽減した持続可能な養殖が行えます。
創業以来の技術の結集
リックスは1907年に創業し、100年以上にわたり流体関連機器に関する技術と知識を蓄積してきました。海水に強いFRPポンプや制御装置、フィルター、IoT製品など、陸上養殖に必要な機器は当社グループ内で幅広く取り扱い、他社にはないノウハウを強みとしています。この技術を活かして、漁獲量減少や赤潮の発生、食料不足といった社会的課題の解決を目指し、岡垣ラボで先進的な陸上養殖設備の開発を進めていきます。
リックス株式会社について
リックス株式会社は、鉄鋼、自動車、電子・半導体、ゴム・タイヤ、工作機械、環境、紙パルプ、高機能材、食品業界向けに産業機械や部品サービスを提供している企業です。本社は福岡県福岡市博多区に所在し、多様な業種に対応した製品で日本の産業を支えています。
岡垣ラボの建設は、産業界だけでなく、環境保護や食料生産の新たな可能性を広げる一歩となることでしょう。リックスが生み出す未来に注目が集まります。