種子島産ラム酒「ARCABUZ」がIWSC2025で金賞を受賞

種子島の誇るラム酒「ARCABUZ」金賞受賞の快挙

鹿児島県中種子町の大東製糖種子島株式会社が製造するアグリコールラム「ARCABUZ（アーキバス）」が、国際的なコンペティションである「International Wine & Spirits Competition（IWSC）2025」にて金賞を受賞しました。この受賞は、昨年の「WORLD RUM AWARDS 2024」に続くものです。

IWSCは1969年に設立された権威ある酒類品評会で、様々なアルコール飲料が厳密なブラインドテイスティングで評価されます。このたびの受賞により、ARCABUZが世界トップクラスの品質と認識されたことがわかります。

受賞商品について

今回金賞を受賞したのは、以下の2商品です。

- ARCABUZ BLANC NATURAL STRENGTH（ホワイトラム）
- ARCABUZ GOLD BOURBON CASK STRENGTH（ゴールドラム）

ARCABUZ BLANC NATURAL STRENGTH

このラム酒は洗練されたグリーンノートと甘みが特徴で、緑の野菜やネクタリンの香りが調和しています。飲むと、ハーブの香りや焦がし砂糖のニュアンスが口の中で複雑に絡み合い、しっかりとしたスパイシーさが残る余韻を楽しめます。

おすすめの飲み方
ストレートやロックで楽しむほか、ハーブ系カクテルのベースとしても最適です。特に「ARCABUZ MOJITO」として使用する場合、さとうきび本来の風味を際立たせます。

ARCABUZ GOLD BOURBON CASK STRENGTH

一方、このゴールドラムはトロピカルな香りが豊かで、芳醇な花のような香りが新しい発見を提供します。飲むと、核果とバナナの皮の香りが絶妙に溶け合い、ドライで心地よい余韻へと続きます。

おすすめの飲み方
ストレート、またはロックが特にお勧めです。

ARCABUZのこだわりと製法

ARCABUZは、種子島産のさとうきびを使用した希少なアグリコールラムです。自社栽培の「黒海道」と「農林22号」を用い、収穫から24時間以内に搾汁した一番搾りのみを使用しています。これにより、さとうきびの豊かな風味を最大限に引き出しています。

また、このラムは無加水・無調整でボトリングされており、さとうきび本来の個性を大切にした製品作りを行っています。バガス（搾りかす）や蒸留廃液は、翌期の肥料として再利用されるという循環型生産を実現しています。